# セルフサービスのリモート PC 登録

前述した、管理者がリモート PC を登録する方法の代わりに、エンドユーザー側のセルフサービスで、任意の PC を RAS ファームに追加できます。このようにして登録されたコンピューターは、自動的にリモート PC として RAS ファームに追加されます。その後、対応する公開済みデスクトップが作成され、セルフサービスで登録を行ったユーザーのアクセスが許可されます（自動フィルタリング経由）。これによりユーザーは、場所を問わず任意のデバイスからリモート PC にアクセスできるようになります。

**注:** この機能は、スタンドアロンのリモート PC に適用されます。VDI テクノロジーで構成されたリモート PC には対応していません。

**要件**

* PC を登録するユーザーは、Parallels RAS Remote PC Agent をインストールするために、Windows のローカル管理者権限を取得している必要があります。
* エンドユーザーに招待メールを送信するには、RAS ファームでメールボックスを構成する必要があります。

**セルフサービスの登録を構成**

セルフサービスのリモート PC 登録を構成するには:

1. RAS Console で、**\[ファーム]** > **\[サイト]** > **\[リモート PC]** に移動します。
2. 右側のペインで **\[タスク]** メニューをクリックし、**\[セルフサービスの登録]** を選択します。ダイアログが開いたら、以下のオプションを指定します。
3. セルフサービスの登録を有効にするには、**\[許可]** または **\[次の日時まで許可]** を選択します。後者の場合は、日時を指定します。機能を無効にする（一時的になど）場合は、**\[許可しない]** を選択します。
4. **\[設定]** セクションでは、PC が公開済みリソースとして表示される公開フォルダーを指定します。すでに存在するフォルダーを選択するか、新規フォルダーを作成できます。**\[...]** ボタンをクリックし、フォルダーを選択または作成します。
5. **\[リモート PC 招待ハッシュ]** フィールドには、PC を登録する際に指定しなければならないハッシュが含まれています。ハッシュはここからコピーして、スクリプト用として個別に使用することもできます。IT 管理者は、このハッシュを `msiexec` コマンドと一緒に使用することで、ユーザーに代わってリモート PC のインストールと設定をサイレントで実行できます。詳細については、以下の\*\*「PC の登録」\*\*を参照してください。
6. PC の登録方法を記載した招待メールをユーザーに送信するには、**\[メールで送信]** ボタンをクリックします。
7. 開いたダイアログで、メールアドレスを入力（または貼り付け）して受信者を指定します。**\[..]** ボタンをクリックして、受信者を選択することもできます。
8. **\[招待メールを確認する]** テキストボックスで、メールを確認または（必要に応じて）修正します。メールで使用される変数は内部で設定されており、実際のメールではその値に置き換えられます。最終的なメールのテキストをプレビューするには、**\[タスク]** > **\[プレビュー]** をクリックします。
9. **\[送信]** をクリックしてメールを送信します。この時点でメールを送信しない場合は、**\[キャンセル]** をクリックして前のダイアログに戻り、**\[OK]** をクリックして変更内容を保存します。

**PC の登録**

招待メールを受け取ったユーザーは、メールに記載されている指示に従って PC の登録を行います。インストールは以下の手順で行います。

リモート PC にログインします。RASInstaller.msi ファイル（Parallels RAS インストーラー）をダウンロードまたはコピーして、管理者権限で以下のコマンドを実行します（招待メールには、ハッシュ値を含むこのコマンドが記載されています）:

```
msiexec /qb /i  ADDLOCAL=F_PCAgent ADDFWRULES=1 SELFENROLL= [OVERRIDEUSER=user@domain] [OVERRIDEPAIP=ip of PA] [OVERRIDEHOST=published name]
```

以下の引数を使うことで、登録内容をカスタマイズできます。リモート PC が Active Directory ドメインに参加していない場合、このような引数が必要になります。

* OVERRIDEPAIP: ファームサイト内に存在するいずれかの Connection Broker の IP アドレスです。システムが検出した IP アドレスを使用して標準インストールの接続が失敗した場合に、これを使用します。
* OVERRIDEUSER: マシンにログインしているユーザーに対してリモート PC を登録したくない場合は、この引数を使用します。
* OVERRIDEHOST: 公開されたアイテム名をリモート PC のホスト名から変更する場合は、この引数を使用します。

インストールが完了したら、Parallels Client を起動して、ローカルマシンの認証情報または OVERRIDEUSER 引数で指定した認証情報によりログインします。公開済みリソースの一覧から、IP アドレス、または OVERRIDEHOST 引数で指定した名前でリモート PC を特定し、デスクトップを起動します。
