公開済みドキュメントの管理

公開済みドキュメントの構成

ウィザードを使用してドキュメントを公開する場合は、ドキュメント設定を指定する必要があります。これらのオプションは、ドキュメントの公開後にも変更できます。

公開ドキュメントを変更するには、[公開] カテゴリの [公開済みのリソース] ツリーでそのドキュメントを選択してから、右ペインの各タブを使用して、公開ドキュメントの設定を構成します。

[サイト] ? 公開済みのドキュメントにアクセスできるサイトの構成

デフォルトでは、利用可能なすべてのサイトから、公開済みのドキュメントにアクセスできます。特定のサイトまたはサイトグループへのアクセスを制限するには、右ペインで [サイト] タブをクリックします。ドキュメントにアクセスできるサイトを選択します。

注: [サイト] タブを使用できるようにするには、ファーム内に複数のサイトが必要です。

[公開元の選択] ? ドキュメントの公開元のサーバーの構成

[公開元の選択] タブをクリックし、ドキュメントの公開元のサーバーを選択します。ドキュメントの公開元のサーバーには、そのドキュメントタイプを開くことができるアプリケーションがインストールされている必要があります。

[アプリケーション] ? サーバー固有のドキュメント設定の構成

デフォルトで、[ターゲット](アプリケーションのパス)、[開始][パラメーター] の各フィールドに構成した設定は、ドキュメントの公開元のすべてのサーバーに適用されます。あるドキュメントが、1 つ以上のサーバー上で異なるフォルダーに存在する場合は、そのサーバー向けに上記の設定を個別に指定できます。

このためには、次の操作を実行します。

  1. [アプリケーション] タブをクリックします。

  2. [サーバー] リストでサーバーを選択します。

  3. [ターゲット][開始][パラメーター](オプション)の各プロパティを指定します。ここで指定した値は、選択されたサーバーにのみ適用されます。必要に応じて、他のサーバーにも上記の手順を繰り返します。

  4. [ターゲットの確認] ボタンをクリックして、このアプリケーションの公開元となるすべてのサーバー上にあるドキュメントのパスを確認します。結果が [ターゲット認証ツール] ダイアログに表示されます。このダイアログで、各サーバーのターゲットが正しいかどうかを確認できます。

フィルタリング

「フィルタールールの使用」を参照してください。

ルーティング

「優先ルーティングを構成」を参照してください。

ショートカット - 公開済みドキュメントのショートカットオプションの構成

[ショートカット] タブをクリックすると、ユーザーのデスクトップ、および [開始] フォルダーや [オートスタート] フォルダーでのショートカットの作成を有効にするかどうかを指定できます。[オートスタート] ショートカットを有効にした場合、ユーザーのコンピューターの起動時にアプリケーションが開始されます。

**注:**このオプションは、すべてのオペレーティングシステムで利用できるとは限りません。

[ファイル拡張子] ? ファイル拡張子の関連付けの構成

特定の公開ドキュメントに対するファイル拡張子の関連付けを変更するには、[ファイル拡張子] タブをクリックします。リストに新しい拡張子を追加するには、[タスク] > [追加] をクリックして、拡張子を指定します。拡張子のパラメーターを変更するには、拡張子を選択して、[タスク] > [プロパティ] をクリックします。

[ライセンス] ? 公開済みのドキュメントのライセンスオプションの構成

以下のライセンスオプションを構成するには、[ライセンス] タブをクリックします。

[デフォルト設定を継承] オプションを選択すると、デフォルトが使用されます。独自の設定を指定するには、このオプションをオフにして、次の各オプションを設定します。

  • **[セッションの共有を無効にする] オプションがあります。**このオプションを有効にすると、特定の公開済みアプリケーションを 1 つのセッションに分離することができます。同じアプリケーションを複数回起動する場合、そのアプリケーションのインスタンスは同じセッションを共有することになります。一方、別のアプリケーションの場合は、独自のセッションで起動します。

  • ユーザーにアプリケーションの 1 インスタンスのみ開始を許可: このオプションを有効にすると、ユーザーは 1 つのアプリケーションインスタンスのみを起動できます。

  • 同時使用ライセンス: このオプションを使用して、アプリケーションが実行できる同時インスタンスの最大数を指定します。たとえば、アプリケーションのライセンスによって、実行できるアプリケーションインスタンスの数が 10 個に限られている場合、[同時使用ライセンス] オプションを 10 に設定します。これにより、この制限に達した場合、他のユーザーが他のインスタンスを実行できなくなります。

  • 制限を超えた場合: このドロップダウンリストでは、構成された上記のライセンス制限のいずれかを超えた場合に Parallels RAS で実行するアクションを指定できます。

サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。

表示 - 公開済みドキュメントの表示設定の構成

公開済みのドキュメントの色濃度、解像度、幅、高さを構成するには、[表示] タブをクリックします。これらのオプションをデフォルト値のままにすると、クライアント指定のオプションが引き継がれます。

また、アプリケーションをロードする前にユニバーサルプリンターのリダイレクトを待機するオプションを有効にすることもできます。このオプションを有効にすると、ユニバーサルプリンターのリダイレクトの最大待ち時間(秒単位)も構成できます。サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。

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