SAML SSO 認証

Parallels RAS 17.1 以降では、Security Assertion Markup Language(SAML)認証メカニズムがサポートされています。SAML は XML ベースの認証です。組織同士の間でシングルサインオン(SSO)機能を利用できるので、ローカルの ID データベースを共有しないでユーザー認証を行うことが可能になります。

この SAML SSO プロセスでは、新しい RAS 登録サーバーが Microsoft 認証局(CA)と通信し、ユーザーに代わってデジタル証明書をリクエストしたり登録したり管理したりするので、ユーザーが認証のために自分の Active Directory 資格情報を入力する必要はありません。サービスプロバイダーも、多くの子会社を抱える大企業も、内部の ID 管理ソリューションを維持したり、ドメイン/フォレストの複雑な信頼関係を構築したりする必要はありません。サードパーティの ID プロバイダーとの統合によって、顧客やパートナーがエンドユーザーに快適な SSO 環境を提供することも可能になります。

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