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リモートデスクトップを公開するには、次の操作を実行します。
RAS Console で、[公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
ウィザードの最初のステップで、[デスクトップ] を選択し、[次へ] をクリックします。
デスクトップタイプの手順で、公開元のサーバーの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
デスクトップを公開する 1 つまたは複数のサーバーを選択します。すべての利用できるホスト、ホストプール、または個々のホストを選択できます。利用可能なサーバーが 1 つのみの場合、このページは表示されません。
[次へ] をクリックします。
デスクトップの名前と説明(オプション)を入力し、必要に応じてアイコンを変更します。
(RD セッションホストのみ)以下の設定を行います。
ユーザーを管理セッションに接続するには、[管理セッションに接続] オプションを選択します。
必要に応じて [セッションの事前起動から除外] を選択します。詳細については、「セッション事前起動の理解」を参照してください。
ユーザーがログオンしたらすぐにデスクトップを開く場合は、[ユーザーがログオンすると自動的に起動] オプションを選択します。
(VDI のみ)[ゲスト VM に対する静的割り当てを有効化] オプションを選択して、ユーザーが最初に接続したときにゲスト VM がパーシスタントとしてマークされるようにします。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
[デスクトップサイズ] ドロップダウンリストを使用して、画面解像度を指定します。カスタムの画面幅および高さを設定するには、[サイズ] ドロップダウンリストで [カスタム] を選択し、提供されたフィールドに値を指定します。
[マルチモニター] ドロップダウンリストで、マルチモニターサポートを有効にするか、無効にするか、またはクライアント設定を使用するかを選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
以上の操作を実行して [完了] をクリックすると、デスクトップが公開されます。
Parallels RAS で公開できるリソースは、以下の通りです。
導入されたアプリケーション
コンテナー化済みアプリケーション
パッケージアプリケーション
デスクトップ
ドキュメント
ウェブアプリケーション
ネットワークフォルダー
この章では、Parallels RAS で管理されるサーバーにホストされているリソースを公開する方法と、すでに公開されているリソースに対して実行できる管理タスクについて説明します。ここで説明される公開機能は、RAS Console の [公開] カテゴリーから利用できます
MSIX アプリケーションパッケージからアプリケーションを公開するには:
「」に従い、セッションホストにアプリケーションパッケージを追加します。
「」に従い、手順1〜2を実行します。
[サーバータイプの選択] ページで [RD セッションホスト] または [仮想ゲスト] または [Azure Virtual Desktop] を選択し、[次へ] をクリックします。
[アプリケーションタイプの選択] ページで、[アプリケーションパッケージ] を選択します。
「」に従い、手順5〜7を実行します。
[インストール済みのアプリケーション] ページが開きます。このページには、利用可能なアプリケーションのリストが表示されます。公開するアプリケーションを選択し、[次へ] をクリックします。
「」に従い、手順 10〜11 を実行します。
[サマリ] ページが開きます。このページには、公開用に選択したアプリケーションの情報が含まれています。[次へ] をクリックします。
[完了] をクリックします。
UNC パスを使用してファイルシステムフォルダーを公開し、そのフォルダーを Windows エクスプローラーで開くことができます。構成の手順数を最小限にするため、RD セッションホストからネットワークフォルダーを公開できる特殊な公開アイテムを利用できます。
ネットワークフォルダーを公開するには、次の操作を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで、[ファイルシステム上のフォルダー] を選択し、[次へ] をクリックします。
[サーバータイプを選択] ページで、公開元のサーバーの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
注: ローカルデバイスから公開されたリソースは、他のサーバーから公開されたリソースよりも読み込みが高速です。これは、Parallels RAS が RDP 経由でサーバーに接続する必要がないためです。
[公開元の選択] ページで、公開元のサーバーを選択します。サーバーが 1 台しかない場合、または前の手順で [ローカルデバイス] を選択した場合は、[公開元の選択] ページは表示されません。
[UNC フォルダー] ウィザードページで、通常のアプリケーションプロパティを指定します。
[UNC パス] フィールドに、公開するフォルダーの UNC パスを入力します。[...] ボタンをクリックしてフォルダーを参照します([フォルダーの参照] ダイアログが開くまでに時間がかかることがあります)。
(VDI の場合のみ)[パーシスタント] オプションを選択して、ゲスト VM をパーシスタントにします。詳細については、「パーシスタントゲスト VM」を参照してください。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「**」**を参照してください。
[完了] をクリックすると、フォルダーが公開され、ウィザードが閉じます。
公開されたネットワークフォルダーは、他のアプリケーションと同様、[公開] > [公開済みのリソース] リストに表示されます。公開されたネットワークフォルダーを選択してから、[アプリケーション] タブをクリックすると、次のアプリケーション設定が表示されます。
[ターゲット] プロパティは常に PublishedExplorer.exe
に設定されます。このバイナリは(Agent プッシュによって)自動的に作成されるもので、標準の explorer.exe
実行ファイルの単純なコピーです。
[パラメーター] プロパティには、公開するネットワークフォルダーが指定されます。フォルダーパスは、explorer.exe
で処理できる任意の形式で指定できます。
この公開アイテムでは、標準のアプリケーションプロパティタブがすべて有効になっていますが、少なくとも次の項目は全く無関係であるため無視してください。
公開元
ファイル拡張子
公開済みのリソースを表示するには、Parallels RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。中央のペインで、(折りたたまれている場合は)[公開済みのリソース] ノードを展開し、リソースを確認します。
リソースを右クリックしてコンテキストメニューを開きます。メニューには次のオプションがあります。
追加: 公開ウィザードを開始します。このウィザードは、リソースを公開するために使用できます。
新しいフォルダー: フォルダーを [公開済みのリソース] ツリーに追加できます。フォルダーについては、で説明しています。
検索: リソースのリストを名前で検索できます。
複製: 選択されたリソースを複製します。同じ種類の複数のリソースを公開できますが、ニーズに合わせてそれらをさまざまに構成することができます。
削除: 公開済みのリソースを Parallels RAS ファームから削除します。ファームから公開済みのリソースアイテムを削除するだけです。実際のアプリケーションは影響を受けません。不慮の削除を防ぐために、確認用のダイアログボックスが表示されます。
ステータス: [有効]、[無効]、[メンテナンス中] から選択します。リソースが無効またはメンテナンス中の場合、ユーザーはそのリソースを利用できません。無効にしたリソースは、Parallels Client で使用可能なリソースリストには表示されません。メンテナンス中のリソースは表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、メッセージが表示されます。このメッセージは、でカスタマイズできます。
なお、公開済みフォルダーのステータスを設定すると、そのフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダー(存在する場合)とリソースに親フォルダーのステータスが継承されます。
権限の委任: [権限の委任] ダイアログを開き、ユーザーを追加して公開する権限を付与できます。
設定監査: 公開済みリソースに最近加えられた変更を確認して、元に戻すことができます。元に戻すことができる変更には、作成、削除、アップデートなどがあります。
ターゲットの確認: 選択されたリソースに対して指定されたターゲットが有効かどうかを確認します。ターゲットを確認するには、リソースを選択して、[アプリケーション] タブをクリックします。
フィルターを変換して識別子を保護: リソースのフィルタリングが WinNT または LDAP を使用して指定されている場合は、このオプションを使用してリソースを SID(セキュア識別子)に変換することができます。詳細については、を参照してください。
実行中のインスタンス: [実行中のプロセス] ダイアログが開きます。ダイアログの詳細については、を参照してください。ダイアログが開くと、プロセスリストにフィルターが適用され、選択された公開済みのリソースのプロセスのみが表示されます(リソース ID は値として使用されます)。リストをさらにフィルタリングして、特定のユーザー([ユーザー名] 列)のプロセスのみを表示することができます。
画面の下部にある処理アイテムで次の処理を実行できます。
追加: 前述の [追加] メニュー項目と同じ処理です。
新しいフォルダー: 前述の [新しいフォルダー] メニュー項目と同じ処理です。
削除: 前述の [削除] メニュー項目と同じです。
上に移動: 選択された公開済みのリソースアイテムをリスト内で上へ移動させます。
下に移動: 選択された公開済みのリソースアイテムをリスト内で下へ移動させます。
無効: 前述の [無効] メニュー項目と同じです。
ソート: リソースをアルファベット順でソートします。この処理項目を有効にするには、[公開済みのリソース] ノード(最上位のノード)または個別の項目が含まれるフォルダーを選択する必要があります。
検索: 前述の [検索] メニュー項目と同じです。
実行中のインスタンス: 前述の [実行中のインスタンス] メニュー項目と同じです。
有効なアクセス: 特定のユーザーが利用できる公開済みのリソースを表示できます。詳細については、を参照してください。
公開済みのリソースに変更を加えた後は、必ず [適用] ボタンをクリックして、変更内容を Parallels RAS ファームで確定してください。
公開デスクトップの構成
ウィザードを使用してデスクトップを公開する場合、表示サイズなど、デスクトップ設定を指定する必要があります。このオプションは、デスクトップの公開後に変更できます。
公開デスクトップを変更するには、[公開] カテゴリーの [公開済みのリソース] ツリーで公開デスクトップを選択します。
[サイト] ? 公開済みのデスクトップにアクセスできるサイトの構成
デフォルトでは、利用可能なすべてのサイトから、公開済みのデスクトップにアクセスできます。特定のサイトまたはサイトグループへのアクセスを制限するには、[公開済みのリソース] ツリーでデスクトップを選択し、右ペインで [サイト] タブをクリックします。どのサイトからデスクトップを利用できるようにするかを選択します。
注: [サイト] タブを利用するには、ファーム内に複数のサイトが存在する必要があります。
[公開元の選択] ? デスクトップの公開元の RD セッションホストの構成
RD セッションホストデスクトップを構成する場合、どのサーバーから RD セッションホストデスクトップを公開するかを指定できます。これを行うには、[公開元の選択] タブをクリックし、サーバーを選択します。
[デスクトップ] ? デスクトップの名前、サイズおよび他のプロパティの構成
デスクトップの種類に応じて、[デスクトップ]、[リモート PC のデスクトップ]、または [バーチャルデスクトップ] タブをクリックし、デスクトップの名前、説明、アイコン、解像度、ステータス、およびその他の設定を構成します。
ステータス: [有効]、[無効]、[メンテナンス中] から選択します。リソースが無効またはメンテナンス中の場合、ユーザーはそのリソースを利用できません。無効にしたリソースは、Parallels Client で使用可能なリソースリストには表示されません。メンテナンス中のリソースは表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、メッセージが表示されます。このメッセージは、「公開済みリソースのサイトのデフォルト値」でカスタマイズできます。
なお、公開済みフォルダーのステータスを設定すると、そのフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダー(存在する場合)とリソースに親フォルダーのステータスが継承されます。
管理セッションに接続: ユーザーを管理セッションに接続するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にした状態でデスクトップに接続しているユーザーには管理者権限が必要であることに注意してください。この権限がない場合は、"アクセスが拒否されました" エラーがユーザーに表示されます。
ユーザーがログオンすると自動的に起動: ユーザーがログインしたらすぐにデスクトップを開きたい場合は、このオプションを選択します。[セッションの事前起動から除外] オプションについては、「セッション事前起動を理解する」を参照してください。
デスクトップサイズ: ドロップダウンリストからデスクトップサイズを選択します。
マルチモニター: マルチモニターを有効にするか、無効にするか、またはクライアントの設定を使用するかを選択します。
フィルタリング
「フィルタールールの使用」を参照してください。
ルーティング
「優先ルーティングを構成」を参照してください。
ショートカット - 公開済みデスクトップのショートカットオプションの構成
[ショートカット] タブをクリックすると、ユーザーのデスクトップ、および [開始] フォルダーや [オートスタート] フォルダーにショートカットを作成できます。[オートスタート] ショートカットを有効にすると、コンピューターの起動時にアプリケーションが自動的に起動します。サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
注: このオプションは、すべてのオペレーティングシステムで利用できるとは限りません。
アプリケーションを公開するには、次の手順を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで [アプリケーション] を選択し、[次へ] をクリックします。
[サーバータイプを選択] のページで、公開元のサーバーの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
[アプリケーションタイプの選択] ページで、利用可能な以下のいずれかのオプションを選択します。
1 つのアプリケーション: 実行ファイルのパスなど、アプリケーション設定をユーザー自身ですべて構成するには、このオプションを選択します。
導入されたアプリケーション: サーバーにすでにインストールされているアプリケーションを公開するには、このオプションを選択します。つまり、すべてのアプリケーション設定が自動的に構成されます。
既存のアプリケーション: Windows エクスプローラーなど、日常的に使用する Windows アプリケーションを公開するには、このオプションを選択します。
アプリケーションパッケージ: MSIX アプリケーションパッケージからアプリケーションを公開する場合は、このオプションを選択します。MSIX アプリケーションパッケージからアプリケーションを公開するプロセスについては、「MSIX app attach によるアプリケーションの公開」を参照してください。
[次へ] をクリックします。
[公開元の選択] ページで、どのホストからアプリケーションを公開するかを指定します。以下のオプションがあります。
(RDSH の場合)サイト内の全ホスト: 選択すると、サイトで利用可能なすべてのサーバーからアプリケーションが公開されます。
(RDSH の場合)RD セッションホストのホストプール.このオプションを選択した後、アプリケーションの公開元である個々のホストプールを選択します。
(RDSH の場合) 各ホスト: このオプションを選択し、アプリケーションの公開元である個々のサーバーを選択します。
(VDI の場合)ホストプール: アプリケーションの公開元となるホストプールを選択します。
(AVD の場合)ホストプール: アプリケーションの公開元となるホストプールを選択します。
インストールしているアプリケーションタイプが [既存のアプリケーション] の場合、このページはスキップされます。
[次へ] をクリックします。
[アプリケーションタイプの選択] ページで選択したアプリケーションタイプに応じて、次に表示されるウィザードページは以下のいずれかになります。
[1 つのアプリケーション] を選択した場合、[アプリケーション] ページが開きます。このページで、アプリケーションの設定を手動で指定する必要があります(このオプションの詳細については、このセクションの後で説明します)。
[導入されたアプリケーション] を選択した場合、[導入されたアプリケーション] ページが開きます。このページには、利用可能なアプリケーションのリストが表示されます(アプリケーションは機能別にグループ化されています)。インストールするアプリケーションを選択し、[次へ] をクリックします。指示に従ってウィザードを完了します。
[既存のアプリケーション] を選択した場合、[既存のアプリケーションの選択] ページが開きます。このページには、利用可能なアプリケーションのリストが表示されます。公開するアプリケーションを選択し、[完了] をクリックします。
[アプリケーションタイプの選択] ウィザードページで [1 つのアプリケーション] を選択した場合、[アプリケーション] ページが開きます。アプリケーションの設定を次のように指定します。
最初に「参照」ボタン([...])を使用して [ターゲット] フィールドを入力した場合、アプリケーションの [名前]、[説明]、およびアイコンが自動的に選択されます。必要に応じて、これらのオプションを変更できます。
名前: 選択して、アプリケーションの名前を入力します。
説明: 説明を入力します(オプション)。
実行: アプリケーションウィンドウの状態(通常のウィンドウ、最小化、最大化)を選択します。
セッションの事前起動から除外: 詳細については、「セッション事前起動の理解」を参照してください。
ユーザーがログオンすると自動的に起動: ユーザーがログオンしたらすぐにアプリケーションを起動する場合はこのオプションを選択します。このオプションは、デスクトップバージョンの Parallels Client でのみ機能します。
アイコン変更: アプリケーションのアイコンを変更します(オプション)。
サーバー: アプリケーションの公開元のサーバーごとに、残りのサーバーパラメーターを個々に指定できます。ドロップダウンリストボックスからサーバーを選択し、パラメーターを指定します。リスト内の他のサーバーに対してこれを繰り返します。
ターゲット: アプリケーションの実行ファイルのパスとファイル名を指定します。
スタート: [ターゲット] フィールドが有効な場合、このフィールドには値が自動的に入力されます。必要に応じて、独自のパスを指定できます。
パラメーター: アプリケーションが起動パラメーターを受け付ける場合、パラメーターをこのフィールドで指定できます。
(VDI のみ)[ゲスト VM に対する静的割り当てを有効化] オプションを選択して、ユーザーが最初に接続したときにゲスト VM がパーシスタントとしてマークされるようにします。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
以上の操作を実行して [完了] をクリックすると、アプリケーションが公開されます。
App-V アプリケーションの公開
Microsoft Application Virtualization(または App-V)は、Microsoft のアプリケーションストリーミングソリューションです。Parallels RAS v16.5 から、App-V アプリケーション公開のサポートが Parallels RAS Console で利用できます。
この文書の作成時点では、App-V サポートには、App-V コンポーネントによりアプリケーションのプロビジョニングが実行されるシナリオが実装されています。
アプリケーションは、Microsoft のガイドラインに従って、管理者により配列されます。
アプリケーションは、管理者が作成するネットワーク共有(SMB、HTTPs)に保存されます。
App-V 管理および公開サーバーは、特定の AD グループのアプリケーションを公開するために使用されます。この AD グループは、管理者により手動で、App-V アプリケーションの公開に使用される RAS Publishing グループと同期する必要があります。
App-V クライアントは、管理者により手動でインストールおよび構成されます。
App-V アプリケーションの展開と公開のプロセスは、次のようになります。
App-V シーケンサーを使用して、アプリケーションをパッケージします。
App-V 管理コンソール、Microsoft SCCM、などを使用して、RD セッションホストにアプリケーションを展開します。
アプリケーションをプロビジョニングします。
ユーザーが RD セッションホストからアプリケーションを起動できることを確認します。
RAS Console からアプリケーションを公開します(手順については、以下を参照してください)。
Parallels Client からアプリケーションを起動します。
App-V アプリケーションを公開するには、次の操作を実行します。
Parallels RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。
右ペインの下部にある [+] 追加アイコンをクリックします。公開ウィザードが開きます。
[アイテムタイプの選択] ページで、[App-V アプリケーション] オプションを選択します。
[次へ] をクリックします。
アプリケーションの公開元にするサーバータイプを選択し、[次へ] をクリックします。
公開元のサーバーまたはグループを選択し、[次へ] をクリックします。
[インストールされたアプリケーション] ページで、1 つまたは複数の App-V アプリケーションを選択し、[次へ] をクリックします。
概要情報を確認して、ウィザードを完了します。
App-V アプリケーションが公開されると、Parallels Client から起動できます。
注: 起動の問題を回避するには、AutoLoad=2 を使用します。詳細は、https://blogs.technet.microsoft.com/technetsto_sup/2013/11/12/autoload-setting-in-app-v-5-0/ を参照してください。
公開済みドキュメントの構成
ウィザードを使用してドキュメントを公開する場合は、ドキュメント設定を指定する必要があります。これらのオプションは、ドキュメントの公開後にも変更できます。
公開ドキュメントを変更するには、[公開] カテゴリの [公開済みのリソース] ツリーでそのドキュメントを選択してから、右ペインの各タブを使用して、公開ドキュメントの設定を構成します。
[サイト] ? 公開済みのドキュメントにアクセスできるサイトの構成
デフォルトでは、利用可能なすべてのサイトから、公開済みのドキュメントにアクセスできます。特定のサイトまたはサイトグループへのアクセスを制限するには、右ペインで [サイト] タブをクリックします。ドキュメントにアクセスできるサイトを選択します。
注: [サイト] タブを使用できるようにするには、ファーム内に複数のサイトが必要です。
[公開元の選択] ? ドキュメントの公開元のサーバーの構成
[公開元の選択] タブをクリックし、ドキュメントの公開元のサーバーを選択します。ドキュメントの公開元のサーバーには、そのドキュメントタイプを開くことができるアプリケーションがインストールされている必要があります。
[アプリケーション] ? サーバー固有のドキュメント設定の構成
デフォルトで、[ターゲット](アプリケーションのパス)、[開始]、[パラメーター] の各フィールドに構成した設定は、ドキュメントの公開元のすべてのサーバーに適用されます。あるドキュメントが、1 つ以上のサーバー上で異なるフォルダーに存在する場合は、そのサーバー向けに上記の設定を個別に指定できます。
このためには、次の操作を実行します。
[アプリケーション] タブをクリックします。
[サーバー] リストでサーバーを選択します。
[ターゲット]、[開始]、[パラメーター](オプション)の各プロパティを指定します。ここで指定した値は、選択されたサーバーにのみ適用されます。必要に応じて、他のサーバーにも上記の手順を繰り返します。
[ターゲットの確認] ボタンをクリックして、このアプリケーションの公開元となるすべてのサーバー上にあるドキュメントのパスを確認します。結果が [ターゲット認証ツール] ダイアログに表示されます。このダイアログで、各サーバーのターゲットが正しいかどうかを確認できます。
フィルタリング
「フィルタールールの使用」を参照してください。
ルーティング
「優先ルーティングを構成」を参照してください。
ショートカット - 公開済みドキュメントのショートカットオプションの構成
[ショートカット] タブをクリックすると、ユーザーのデスクトップ、および [開始] フォルダーや [オートスタート] フォルダーでのショートカットの作成を有効にするかどうかを指定できます。[オートスタート] ショートカットを有効にした場合、ユーザーのコンピューターの起動時にアプリケーションが開始されます。
**注:**このオプションは、すべてのオペレーティングシステムで利用できるとは限りません。
[ファイル拡張子] ? ファイル拡張子の関連付けの構成
特定の公開ドキュメントに対するファイル拡張子の関連付けを変更するには、[ファイル拡張子] タブをクリックします。リストに新しい拡張子を追加するには、[タスク] > [追加] をクリックして、拡張子を指定します。拡張子のパラメーターを変更するには、拡張子を選択して、[タスク] > [プロパティ] をクリックします。
[ライセンス] ? 公開済みのドキュメントのライセンスオプションの構成
以下のライセンスオプションを構成するには、[ライセンス] タブをクリックします。
[デフォルト設定を継承] オプションを選択すると、デフォルトが使用されます。独自の設定を指定するには、このオプションをオフにして、次の各オプションを設定します。
**[セッションの共有を無効にする] オプションがあります。**このオプションを有効にすると、特定の公開済みアプリケーションを 1 つのセッションに分離することができます。同じアプリケーションを複数回起動する場合、そのアプリケーションのインスタンスは同じセッションを共有することになります。一方、別のアプリケーションの場合は、独自のセッションで起動します。
ユーザーにアプリケーションの 1 インスタンスのみ開始を許可: このオプションを有効にすると、ユーザーは 1 つのアプリケーションインスタンスのみを起動できます。
同時使用ライセンス: このオプションを使用して、アプリケーションが実行できる同時インスタンスの最大数を指定します。たとえば、アプリケーションのライセンスによって、実行できるアプリケーションインスタンスの数が 10 個に限られている場合、[同時使用ライセンス] オプションを 10 に設定します。これにより、この制限に達した場合、他のユーザーが他のインスタンスを実行できなくなります。
制限を超えた場合: このドロップダウンリストでは、構成された上記のライセンス制限のいずれかを超えた場合に Parallels RAS で実行するアクションを指定できます。
サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
表示 - 公開済みドキュメントの表示設定の構成
公開済みのドキュメントの色濃度、解像度、幅、高さを構成するには、[表示] タブをクリックします。これらのオプションをデフォルト値のままにすると、クライアント指定のオプションが引き継がれます。
また、アプリケーションをロードする前にユニバーサルプリンターのリダイレクトを待機するオプションを有効にすることもできます。このオプションを有効にすると、ユニバーサルプリンターのリダイレクトの最大待ち時間(秒単位)も構成できます。サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
ウィザードを使用してアプリケーションを公開する場合、名前、実行ファイルのパスなど、いくつかのアプリケーションパラメーターを指定します。これらのオプションは、アプリケーションの公開後に変更できます。
公開済みアプリケーションの設定を変更するには:
RAS Console で、[公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーで任意のアプリケーションを選択します。
右ペインの各タブを使用して、アプリケーション設定を変更します(詳細は以下のサブセクションを参照)。
[情報] タブには、アプリケーションのプロパティが表示されます。
[情報] タブには、アプリケーションのプロパティが表示されます。
[公開元の選択] タブで、アプリケーションの公開元の RD セッションホストのホストプールを指定できます。
[アプリケーション] タブには、アプリケーションとサーバーの固有の設定が表示されます。
基本的なアプリケーション設定(名前、説明、ウィンドウモード)は必要に応じて変更できます。次のような他の設定があります:
実行: アプリケーションウィンドウの状態(通常のウィンドウ、最小化、最大化)を選択します。
ステータス: [有効]、[無効]、[メンテナンス中] から選択します。リソースが無効またはメンテナンス中の場合、ユーザーはそのリソースを利用できません。無効にしたリソースは、Parallels Client で使用可能なリソースリストには表示されません。メンテナンス中のリソースは表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、メッセージが表示されます。このメッセージは、「公開済みリソースのサイトのデフォルト値」でカスタマイズできます。
なお、公開済みフォルダーのステータスを設定すると、そのフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダー(存在する場合)とリソースに親フォルダーのステータスが継承されます。
ユーザーがログオンすると自動的に起動: このオプションを選択すると、ユーザーがログインすると同時にアプリケーションが起動します。このオプションは、デスクトップバージョンの Parallels Client でのみ機能します。
セッションの事前起動から除外: このオプションの使い方については、「セッション事前起動の理解**」**を参照してください。
アイコン変更: アプリケーションのアイコンを変更します。
ターゲット: アプリケーションの実行ファイルのパスとファイル名を指定します。
スタート: [ターゲット] フィールドが有効な場合、このフィールドには値が自動的に入力されます。必要に応じて、独自のパスを指定できます。
パラメーター: アプリケーションが起動パラメーターを受け付ける場合、パラメーターをこのフィールドで指定できます。
[サーバー設定] セクションには、構成可能なサーバー固有のオプションがあります。複数のサーバーからアプリケーションが公開されている場合、[ホスト] ドロップダウンリストを使用して個々のサーバーを選択し、特定のサーバーの [ターゲット]、[開始位置]、[パラメーター] の各値を設定できます。これを行うのは、一例として、異なるサーバーで異なるフォルダーにアプリケーションがインストールされているとき、[ターゲット] および [開始位置] フィールドの値を各サーバーで有効にするためです。
アプリケーションが MSIX パッケージから公開されている場合、[サーバー設定] セクションは [アプリケーション情報] セクションに置き換えられます。ここでのオプションは、公開用に別のアプリケーションを選択できる [アプリケーションを変更] ボタンを除いて同じです。
現在表示されているサーバー設定をデフォルトとして保存するには、[デフォルトとして保存] ボタンをクリックします。保存したデフォルト設定をサーバーに適用するには、[デフォルト設定使用] ボタンをクリックします。これらの 2 つのボタンにより、カスタム設定またはデフォルトを使用する柔軟性が得られます。設定をデフォルトとして設定すると、Parallels RAS がそのサイトにサーバーごとに設定されたアプリケーションがあるかどうかをチェックし、それらのサーバーで新しいデフォルト設定を使用するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。[いいえ] を選択すると、サーバーは固有の設定を維持します。この場合も、デフォルトは保存されます。
指定した [ターゲット] および [開始] の値がすべてのサーバーで正しいことを確認するには、[ターゲットの確認] ボタンをクリックします。[ターゲット認証ツール] ダイアログが開き、サーバーのリストが表示され、[進行] 列に確認ステータスが表示されます。いずれかのサーバーで、異なるパスにアプリケーションがインストールされている場合、[進行] 列にエラーが示されます。この場合、[ターゲット認証ツール] ダイアログを閉じて、[サーバー] ドロップダウンリストでサーバーを選択します。該当のサーバーに固有の新しい値を [ターゲット]、[開始位置]、[パラメーター](必要な場合)の各フィールドに入力します。[適用] をクリックして変更内容を保存します。
[ターゲット認証ツール] ダイアログを使用して、公開したすべてのアプリケーションのターゲットを即座に確認することもできます。これを行うには、[公開済みのリソース]([公開済みのリソース] ツリーのルートノード)を右クリックし、コンテキストメニューで [ターゲットの確認] をクリックします。このとき、[ターゲット認証ツール] ダイアログには、公開したすべてのアプリケーションと、それらの確認ステータスが含まれます。
「フィルタールールの使用**」**を参照してください。
「優先ルーティングを構成**」**を参照してください。
[ショートカット] タブをクリックすると、ユーザーのデスクトップ、および [開始] フォルダーや [オートスタート] フォルダーにアプリケーションのショートカットを作成できます。[オートスタート] オプションを選択すると、コンピューターの起動時にアプリケーションが自動的に起動します。サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。サイトのデフォルト値を表示または変更するには、[サイトのデフォルト値] リンクをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
注: ショートカットは、すべてのオペレーティングシステムで利用できるとは限りません。
特定の公開済みのアプリケーションに対するファイル拡張子の関連付けを変更するには、[ファイル拡張子] タブをクリックします。
項目を追加/削除/変更するには、[ファイル拡張子の関連付け] オプションを選択します。新しい拡張子をリストに追加するには、[タスク] ドロップダウンリストで [追加] をクリック(または [+] アイコンをクリック)して、拡張子を指定します。
既存の関連付けを変更するには、拡張子を選択し、[タスク] ドロップダウンリストで [プロパティ] をクリック(または [パラメーター] 列をダブルクリック)して、パラメーターを入力します。
[ライセンス] タブをクリックして、次のライセンスオプションを構成します。
セッションの共有を無効にする: このオプションを有効にすると、特定の公開済みアプリケーションを 1 つのセッションに分離することができます。同じアプリケーションを複数回起動する場合、そのアプリケーションのインスタンスは同じセッションを共有することになります。一方、別のアプリケーションの場合は、独自のセッションで起動します。
ユーザーにアプリケーションの 1 インスタンスのみ開始を許可: このオプションを有効にすると、ユーザーは 1 つのアプリケーションインスタンスのみを起動できます。
同時使用ライセンス: このオプションを使用して、アプリケーションが実行できる同時インスタンスの最大数を指定します。たとえば、アプリケーションのライセンスによって、実行できるアプリケーションインスタンスの数が 10 個に限られている場合、[同時使用ライセンス] オプションを 10 に設定します。これにより、この制限に達した場合、他のユーザーが他のインスタンスを実行できなくなります。
制限を超えた場合: このドロップダウンリストでは、構成された上記のライセンス制限のいずれかを超えた場合に Parallels RAS で実行するアクションを指定できます。
サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。デフォルト設定を表示または変更するには、[サイトのデフォルト値] リンクをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
[表示] タブで、以下のオプションを構成できます。
アプリケーションの表示前にすべての RAS ユニバーサルプリンターがリダイレクトされるまで待機する: アプリケーションのロード前にプリンターがリダイレクトされるまで待機する場合は、このオプションを有効にします。ユニバーサルプリンターのリダイレクトの最大待ち時間(秒単位)も指定できます。プリンターのリダイレクトには時間がかかる場合もあります。プリンターのリダイレクト中は、進捗状況バーがユーザーに表示されるので、混乱を避けられます。
色濃度、解像度、幅、高さ: アプリケーションの表示設定を選択してください。
モバイルクライアントを使用する場合にアプリケーションを最大化して開始する: このオプションは、モバイルデバイスで実行する Parallels Client だけに当てはまります。このオプションを選択すると、モバイルデバイスでアプリケーションが最大表示の状態で起動します。ユーザーがリモートアプリケーションを操作しやすくなります。また、RAS 管理者は、このオプションを使用してアプリケーションを簡単に最大化できます。追加の手順は不要です。
WYSE ThinOS をフルスクリーンモードで起動: 選択すると、Wyse ThinOS のフルスクリーンモードでアプリケーションが起動します。場合によっては、アプリケーションの下部がタスクバーの背後に隠れてしまい、アプリケーションのウィンドウ全体が見えなくなることがあります。このオプションを使用すると、タスクバーが非表示になり、アプリケーションウィンドウ全体が表示されるようになります。
表示設定でカスタム値を指定するには、[デフォルト設定を継承] チェックボックスをクリアしておく必要があります。そうしないと、サイトのデフォルト設定が使用されます。サイトのデフォルト値を表示または変更するには、[サイトのデフォルト値] リンクをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
[クイックキーパッド] セクションでは、このアプリケーションに割り当てるクイックキーパッドテンプレートを選択できます。ドロップダウンリストの下にある [クイックキーパッド] リンクから、コンソールの [クイックキーパッド] カテゴリーに移動できます。ここで、キーパッドテンプレートを構成することができます。詳細については、「クイックキーパッド**」**セクションを参照してください。
RD セッションホストからドキュメントを公開するには、以下の手順を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで [ドキュメント] を選択し、[次へ] をクリックします。
公開元にするサーバータイプを選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
注: ローカルデバイスから公開されたリソースは、他のサーバーから公開されたリソースよりも読み込みが高速です。これは、Parallels RAS が RDP 経由でサーバーに接続する必要がないためです。
公開するドキュメントのドキュメントタイプを指定します。事前に定義されたリストからドキュメントタイプを選択するか、[ドキュメントタイプ指定] 入力フィールドにカスタムドキュメントタイプを指定できます。
準備が完了したら、[次へ] をクリックします。
[公開元の選択] ページで、公開元のサーバーを選択します。サーバーが 1 台しかない場合、または前の手順で [ローカルデバイス] を選択した場合は、[公開元の選択] ページは表示されません。
[アプリケーション] ページで、名前、説明(オプション)、ウィンドウの状態を入力し、必要に応じてアイコンを変更します。
[ターゲット] 入力フィールドの横にある [...] ボタンを使用して、ドキュメントを参照します。他のすべてのフィールドのデータは自動的に読み込まれます。自動読み込みフィールドのいずれかを編集するには、該当のフィールドを選択し、必要な詳細情報を入力します。
(オプション)[パラメーター] 入力フィールドで、アプリケーションの開始時にアプリケーションに渡すパラメーターを指定します。
注: 特定のサーバー上でドキュメントを異なる方法で構成する場合は、[サーバー] ドロップダウンリストを使用して、その特定のサーバー用の異なるドキュメント設定を指定します。設定は、個別に選択したサーバーごとに保存されます。
(VDI の場合のみ)必要に応じて、[パーシスタント] オプションを選択して、ゲスト VM をパーシスタントにします。詳細については、「パーシスタントゲスト VM」を参照してください。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
[完了] をクリックしてドキュメントを公開します。
[デフォルト設定] ダイアログでは、公開するためのサイトのデフォルト設定を表示したり確認したりすることができます。公開済みリソースは、次の設定グループにおいて、サイトのデフォルト値を継承できます。
ショートカット
ライセンス
ディスプレイ
メンテナンス
[デフォルト設定] ダイアログを開くには、[ファーム] > [サイト] に移動します。[タスク] メニューをクリックし、[サイトのデフォルト値] > [公開済みリソース] を選択します。このダイアログは、以下で説明するタブから構成されています。
ショートカット
このタブでは、公開済みのリソースのショートカットをユーザーのコンピューター上に作成するかどうか、またショートカットの作成方法について指定します。次のオプションを利用できます。
デスクトップにショートカットを作成する: このオプションを選択すると、ユーザーのデスクトップにショートカットが作成されます。
スタートフォルダーにショートカットを作成する: このオプションを選択すると、[スタート] フォルダーにショートカットが追加されます。表示されるフィールドに、追加先のサブフォルダー名とパスを指定することができます。デフォルト値および %Groups% 変数に限っては、公開済みのリソースをホストするホストサーバーに表示されるので、サブフォルダーを追加できます。たとえば、リソースがホストサーバーの”[Myapps] > [ゲーム]”にある場合、同じフォルダー構造がパスにも追加されます。なお、カスタム変数は一切使用できません。
オートスタートフォルダーにショートカットを作成する: このオプションを選択すると、コンピューターの起動時に、公開済みのリソースが自動的に起動します。
ライセンス
[ライセンス] タブには、
**[セッションの共有を無効にする] オプションがあります。**このオプションを有効にすると、特定の公開済みアプリケーションを 1 つのセッションに分離することができます。同じアプリケーションを複数回起動する場合、そのアプリケーションのインスタンスは同じセッションを共有することになります。一方、別のアプリケーションの場合は、独自のセッションで起動します。
ユーザーにアプリケーションの 1 インスタンスのみ開始を許可: このオプションを有効にすると、ユーザーは公開済みのリソースのインスタンスを 1 つだけ起動できます。
同時使用ライセンス: このオプションを使用して、公開済みのリソースが実行できる同時インスタンスの最大数を指定します。たとえば、アプリケーションのライセンスによって、実行できるアプリケーションインスタンスの数が 10 個に限られている場合、[同時使用ライセンス] オプションを 10 に設定します。これにより、この制限に達した場合、他のユーザーが他のインスタンスを実行できなくなります。
制限を超えた場合: このオプションでは、構成された上記のライセンス制限のいずれかを超えた場合に Parallels RAS で実行するアクションを指定します。
ディスプレイ
[表示] タブには、次のオプションがあります。
アプリケーションの表示前にすべての RAS ユニバーサルプリンターがリダイレクトされるまで待機する: アプリケーションのロード前にプリンターがリダイレクトされるまで待機する場合は、このオプションを有効にします。ユニバーサルプリンターのリダイレクトの最大待ち時間(秒単位)も指定できます。プリンターのリダイレクトには時間がかかる場合もあります。プリンターのリダイレクト中は、進捗状況バーがユーザーに表示されるので、混乱を避けられます。
色濃度、解像度、幅、高さ: これらのオプションは、アプリケーションの表示設定を指定します。
モバイルクライアントを使用する場合にアプリケーションを最大化して開始する: このオプションは、モバイルデバイスで実行する Parallels Client だけに当てはまります。このオプションを選択すると、モバイルデバイスでアプリケーションが最大表示の状態で起動します。ユーザーがリモートアプリケーションを操作しやすくなります。また、RAS 管理者は、このオプションを使用してアプリケーションを簡単に最大化できます。追加の手順は不要です。
メンテナンス
[メンテナンス] タブでは、公開済みリソースをメンテナンス中に起動しようとしたときにユーザーに表示されるメッセージを指定できます。リソースがメンテナンス中の場合、リソースは Parallels Client で表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、ここで指定したメッセージが表示されます。変更したメッセージをデフォルトに戻したい場合、任意の言語のメッセージを選択し、[タスク] > [デフォルト値にリセット] をクリックします。すべての言語のメッセージをリセットするには、[タスク] > [デフォルト値にリセット] をクリックします。
前述のサイト設定は、Parallels RAS ファームの他のサイトに複製することができます。複製するには、任意のタブで [設定を複製する] オプションを選択してください。タブ内のすべての設定が複製されます。
概要
優先ルーティングは、地理的に異なる展開の Parallels RAS ユーザーが、同じ Parallels RAS ファーム/サイトに接続する場合に便利な機能です。リソースが同じ RAS ファーム/サイト内の別のデータセンターにある場合、共通のアクセスレイヤーの使用(RAS Secure Gateway、HALB、またはサードパーティのロードバランサー)は最適ではありません。この問題を解決するには、特定の公開済みリソースに対して優先的なアクセスレイヤーサーバーを設定します。この場合、ユーザーはデフォルトの Secure Gateway に接続しますが、管理者が設定した近接ルールを使用してリダイレクトされることになります。一般的に、セッションホストに最も近接した Secure Gateway を使用することで、ユーザーエクスペリエンスの向上、内部ネットワークのトラフィックおよび関連コストの削減、リソースの有効活用が可能になります。
注: 優先ルーティングは、Azure Virtual Desktop の公開済みオブジェクトには適用されません。
優先ルーティングは次のように動作します。
Parallels Client は、標準的な認証を使用して Secure Gateway との接続を確立します。
RAS Connection Broker を通じて、リソースの優先ルート(設定されている場合)が特定されます。
Parallels Client は、リソースを起動するための優先パブリックアドレスを受け取ります。
Parallels Client はリダイレクトされたアドレスからリソースを起動しようとします。これが失敗すると元のゲートウェイにフォールバックします。
優先ルーティングを構成
公開済みリソースに対して優先ルーティングを構成するには
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。
既存の公開済みリソースを選択し、[ルーティング] タブを選択します。
[優先ルーティングを有効にする] オプションを選択します。
[タスク] > [追加] をクリックします。[優先ルーティングを追加する] ダイアログが開きます。内容をご確認ください。
[優先ルーティングを追加する] ダイアログで、以下の操作を実行します。
このルーティングの名前と説明(オプション)を入力します。
[タイプ] ドロップダウンリストで、次のいずれかを選択します。
HALB 仮想サーバー: [タイプ] フィールドの下のリストから、HALB 仮想サーバーを選択します。ここでは HALB サーバーを追加できないため、RAS の HALB 仮想サーバーをリストに表示するには、HALB サーバーでパブリックアドレスを指定する必要があります。
Secure Gateway: 前述の HALB 仮想サーバーと同様に、ゲートウェイをリストに表示するには、[パブリックアドレス] フィールドに値を指定する必要があります。RAS Secure Gateway を作成または構成する際には、[パブリックアドレス] フィールドを参照してください。
カスタム: サードパーティのロードバランサーが使用されます。このオプションを選択してから、[タスク] > [追加] をクリックし、フィールドの下のリストでサーバーのプロパティを指定します。プロパティには、名前、説明、パブリックアドレス、ポート、SSL ポートがあります。必要な台数のサーバーを追加し、その中から特定の公開済みリソースに使用するサーバーを選択することができます。
優先ルーティングを設定する際には、以下の点も考慮してください。
ルーティングに失敗した場合は、発信元アドレスへの自動フォールバックが実行されます。
RAS Console でルーティングが有効になっているものの未構成の場合、管理者にはエラーメッセージが表示され、構成を実行するか、無効にするように求められます。
多くのリソースにルーティングを構成する必要がある場合は、フォルダー(管理目的で構成)を使用することをお勧めします。子オブジェクトでルーティングが有効になっている場合、親フォルダーからルーティングが継承されることはなく、1 つのルーティングセットのみが使用されます。
RDP トラフィックを同一の RAS サイトにリダイレクトする際には、同じユーザー認証情報が使用されます。ユーザーが認証情報を再入力する必要はありません。
既存のセッションが特定の Secure Gateway にトンネリングされており、セッション共有を使用している場合は、構成済みのルーティングにかかわらず、同じセッションのワークフローパスが使用されます(公開済みリソースが同じセッションホストで利用可能な場合)。
ルーティングは SAML 環境でサポートされています。
サポートされているクライアントは、Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Web です。
ユーザー招待時のパブリックアドレスの指定
Gateway や HALB の削除と無効化
Gateway や HALB が優先ルーティングとして使用されているときに、管理者がこれを削除しようとすると、そのゲートウェイや HALB を使用しているオブジェクトの情報が画面に表示されます。これにより誤って削除するリスクを回避できます。
フォルダーを使用して、公開済みのリソースを整理できます。また、フィルターオプションを利用することもできます。
Parallels RAS Console の [公開済みのリソース] ツリーには、次の 2 つのタイプのフォルダーを作成できます。
管理目的のフォルダー: このタイプのフォルダーは、Parallels RAS 管理者(Parallels RAS Console のユーザー)を対象としています。これらは Parallels RAS Console で公開済みのリソースを論理的に整理するために使用されますが、ユーザーデバイス上の Parallels Client Launchpad には表示されません。これらのフォルダーは、管理者が公開済みのリソースをより効率的に管理するのに役立ちます。
一般フォルダー: これらのフォルダーは上記の管理目的のフォルダーと似ていますが、ユーザーデバイスの Launchpad に表示されます。通常は、これらのフォルダーを使用して、タイプごとに公開済みのリソースをグループ化します(オフィスアプリケーション、特定のビジネスアプリケーション、ユーティリティなど)。
フォルダーを作成
新しいフォルダーを作成するには、次のいずれかを実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。
[公開済みリソース] ツリーの任意の場所を右クリックし、[新しいフォルダー] を選択します(または、下部の [+] 新しいフォルダーアイコンをクリックします)。
[フォルダー] タブページで、[フォルダー名] と [説明](オプション)を指定します。
管理目的のフォルダーにするには、[管理目的で使用する] オプションを選択します。通常のフォルダーを公開するには、このオプションをオフにします。2 つのフォルダータイプの詳細については、上記の説明を参照してください。
通常のフォルダーを作成するときは、[アイコン変更] ボタンをクリックしてアイコンを変更できます。管理フォルダーは、変更できない組み込みのアイコンを使用します。アイコンは、Parallels RAS Console および Parallels Client の Launchpad(一般フォルダーのみ)の [公開] カテゴリーに表示されます。
次のページでは、リソース(フォルダー)の初期状態を指定します。次のオプションから選択します。
有効: 該当のフォルダーは、エンドユーザーに対して表示され、エンドユーザーはそのフォルダーに含まれる公開済みリソースを起動できます。
無効: このフォルダーは Parallels Client では表示されません。
メンテナンス中: 該当のフォルダーは Parallels Client で表示されますが、ユーザーはそのフォルダーに含まれるリソースを起動できません。フォルダーにサブフォルダーが含まれている場合、それらは親フォルダーのステータスを継承します。つまり、階層内のどのフォルダーに含まれているリソースも、ユーザー側からはアクセスできないことになります。フォルダーがメンテナンス中の場合、ユーザーが該当のフォルダーからリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、を参照してください。
[完了] をクリックしてフォルダーを作成します。
フォルダーの管理
既存のフォルダーを変更するには、次の操作を実行します。
[公開済みのリソース] ツリーでフォルダーを選択します。
右ペインの**[情報]** タブに、フォルダー情報(読み取り専用)が表示されます。
[フォルダー] タブでは、フォルダーの名前と説明を表示したり変更したりできます。[管理目的で使用する] オプションを選択したり選択解除したりしてフォルダーのタイプを変更することもできます(上記の説明を参照)。フォルダーのアイコンを変更するには、[アイコン変更] ボタンをクリックします。[管理目的で使用する] オプションが選択されている場合、このボタンは無効になります。
フォルダーへの公開済みリソースの追加
公開済みのリソースをフォルダーに追加するには、まずルートの場所に追加してから対象のフォルダーにドラッグします。
カスタム管理者への権限の委任
ファームにカスタム管理者がいる場合は、フォルダーを管理する権限をカスタム管理者に委任できます。これは、上級管理者がいくつかの権限をカスタム管理者に付与する必要が生じる場合に特に有効です。フォルダーへの権限を付与するには、次の操作を実行します。
[公開済みのリソース] ペイン内の任意の場所を右クリックします。
コンテキストメニューで、[権限の委任] を選択します。
フィルタリングルールを使用すると、特定の公開済みのリソースにどのユーザーがアクセスできるかを制御できます。各ルールは、ユーザー接続に対するマッチングに使用される 1 つまたは複数の条件で構成されています。各条件は、マッチング可能な 1 つまたは複数の特定のオブジェクトで構成されています。
次のオブジェクトのマッチングを実行できます。
ユーザー、ユーザーが所属するグループ、またはユーザーが接続するコンピューター。
ユーザーが接続する Secure Gateway。
クライアントデバイスの名前。
クライアントデバイスのオペレーティングシステム。
します。
IP アドレス。
ハードウェア ID。ハードウェア ID の形式は、クライアントのオペレーティングシステムに依存します。
ルールについて、次のことに注意してください。
条件は AND 演算子で連結されます。たとえばあるルールに、特定の IP アドレスに一致という条件とクライアントデバイスのオペレーティングシステムに一致という条件が含まれる場合、ユーザーの接続が IP アドレスの条件とクライアントオペレーティングシステムの条件の両方に一致する場合に、ルールが適用されます。
オブジェクトは OR 演算子で接続されます。たとえば、クライアントデバイスのオペレーティングシステムに一致するという条件のみを作成した場合、いずれかのオペレーティングシステムがクライアント接続に一致すれば、ルールが適用されます。
ルールは、上から順にユーザー接続と比較されます。このため、ルールの優先順位は、ルールリスト内の位置によって異なります。Parallels RAS では、ユーザー接続に一致する最初のルールが適用されます。
いずれのルールにもマッチしない場合には、デフォルトルールが使用されます。デフォルトルールは、他のルールにマッチしない場合に許可または他のルールにマッチしない場合に拒否のいずれかに設定できますが、条件を利用することはできません。
新しいルールを作成するには、次の操作を実行します。
RAS Console で、[公開] に移動します。
[フィルタリング] タブを選択します。
[タスク] ドロップダウンメニューをクリックし、[追加] を選択します(または [+] アイコンをクリックします)。
ルールの条件を指定します。以下のコントロールを利用できます。
Allow if および Deny if: 指定すると、ユーザー接続が条件に一致した場合に、リソースにアクセスできるようになります。これらのオプションは、クリックすると切り替わります。
(+): 新しい条件を追加します。一致条件として、Secure Gateway、クライアントデバイス名、クライアントデバイスのオペレーティングシステム、テーマ、IP アドレス、ハードウェア ID のいずれかを使用したい場合は、**(+)**をクリックします。表示されるコンテキストメニューで、マッチングさせたいオブジェクトの種類を選択し、表示されるダイアログで特定のオブジェクトを追加します。新しい条件が次の行に表示されます。
(X): マッチングから特定のオブジェクトを削除します。たとえば、IP アドレス 198.51.100.1 をマッチングから削除したい場合は、その横にある**(X)**をクリックします。このコントロールは、少なくとも 1 件のオブジェクトが追加されたときに表示されます。条件内のすべてのオブジェクトが削除された場合、その条件は削除されます。
is および is not: ユーザー接続が条件に一致した場合に、リソースをアクセス可能にするかどうかを指定します。これらのオプションは、クリックすると切り替わります。このコントロールは、少なくとも 1 件のオブジェクトが追加されたときに表示されます。
configure: マッチさせるオブジェクトのリストを編集します。このリンクをクリックして新しいオブジェクトを追加または削除します。最初の条件(ユーザーまたはグループ)の場合、このリンクは everyone と呼ばれることに注意してください。この条件のオブジェクトを指定すると、構成が変更されます。
[ユーザーの招待] ウィザードでは、対象となるプラットフォームや接続オプションを指定する 2 ページ目で、パブリックアドレスを指定することができます。これにより、特定の地理的ロケーション所在するユーザーのグループに対して、優先ルーティングを設定することができます。詳細については、を参照してください。
[フィルター] タブでフィルターオプションを指定します。これらのオプションを設定すると、そのフォルダー内にある他のすべての公開済みのリソースに設定が継承されます。詳細については、を参照してください。
ルーティングの詳細については、を参照してください。
表示されるダイアログで、フォルダー権限を付与するユーザーを選択します。[権限の委任 - 公開] ダイアログの右下のペインで、対象ユーザーに付与するフォルダー権限(表示、変更、追加、削除)を選択します。カスタム管理者の詳細については、を参照してください。
また、で説明しているように、管理カテゴリー経由で、カスタム管理者にフォルダーへの権限を付与することもできます。
Parallels RAS Console でクイックキーパッドカテゴリーを使用すると、カスタムキーを定義して、モバイルデバイス上で実行されている公開済みのアプリケーションで共通のアクションを実行できます。カスタムキーは iOS と Android の標準キーボード上に表示され、仮想キーボードの他のキーと同様にタップできます。
この機能は、公開済みのアプリケーションを電話やタブレットで実行するユーザー向けに設計されています。特定のソフトウェアで特定のメニュー項目やツールバー項目を繰り返し選択する必要がある場合、カスタムキーを使用するとユーザーエクスペリエンスが大幅に向上する場合があります。たとえば、あるユーザーに [ファイル] > [新規] および [ファイル] > [保存] メニュー項目を繰り返し押す必要があるデータ入力タスクがあるとします。これらの操作を実行するために 2 つのカスタムキーを定義すると、ユーザーは iOS または Android の標準キーボードよりも上に表示されます。そのため、アプリケーションのネイティブメニュー項目をタップするのではなく(煩雑になる可能性があります)、これらのキーをタップすることができます。これははるかに簡単で迅速な方法です。
カスタムキーを定義するには、Parallels RAS Console で [クイックキーパッド] カテゴリーを選択します。右ペインの [クイックキーパッド] ビューで、クイックキーパッドテンプレートを作成することができます。テンプレートは、特定のアプリケーション(または同じ UI デザインを持つアプリケーションのグループ)用に作成され、アプリケーション内で共通の操作を実行するためのショートカットを含んでいます。テンプレートが作成されると、それを公開アプリケーションまたはアプリケーショングループに割り当てます。そのため、各アプリケーション(またはグループ)には独自のクイックキーパッドがあります。
クイックキーパッドテンプレートを作成するには、次の操作を実行します。
[タスク] ドロップダウンリストをクリックし、[新しいクイックキーパッド] をクリックします(または [+] アイコンをクリックします)。
クイックキーパッドのテンプレート名(「オフィスアプリ」など)を指定します。
クイックキーパッドは、マルチレベルメニューシステムを使用して整理できます。これを行う場合は、[新規メニュー] 項目をクリックし、メニュー項目名を指定します。サブメニュー項目も追加できます。メニューアイテムをツリーノードにドラッグアンドドロップするだけで、ツリー全体に移動できます。
基本的なメニュー構造を定義したら、ショートカットを追加することができます(または、好きな順序で実行できます)。
ショートカットを追加するには、[新しいショートカット] 項目をクリックします。
[ラベル] フィールドに名前(「新規」など)を入力します。
[ショートカット] フィールドをクリックし、ターゲットアプリケーションと同じようにキーボードのショートカットを押します。たとえば、多くのアプリケーションで新しい文書を作成するための標準ショートカットは Ctrl + N です。このショートカットを入力するには、Ctrl キーを押したまま N キーを押します。このショートカットはフィールドに「Ctrl + N」と表示されます。このフィールドには、最大 3 つのショートカットを入力できます。
ショートカットをテンプレートに追加するには、[新しいショートカット] 項目をもう一度クリックします。必要なショートカットがすべて定義されるまで繰り返します。
[OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。クイックキーパッドリストに新しいテンプレートが表示されます。
テンプレートを変更するには、テンプレートを右クリックして [プロパティ] を選択します。
作成したテンプレートをアプリケーション(または複数のアプリケーション)に割り当てる必要があります。このためには、次の操作を実行します。
テンプレートを右クリックし、[アプリケーションに割り当て] を選択します([タスク] ドロップダウンリストを使用するか、[リンク] アイコンをクリックすることもできます)。
[クイックキーパッドテンプレートの割り当て] ダイアログで、テンプレートを割り当てるアプリケーションを 1 つ以上選択します。
完了したら [OK] をクリックします。
リモートユーザーがモバイルデバイスでアプリケーションを実行し、仮想キーボードを開くと、クイックキーパッドテンプレート用に定義したショートカットに対応する追加のキーが表示されます。キーをタップすると、対応する操作が実行されます(たとえば、Ctrl-N を押すと、新しい文書が開きます)。
クイックキーパッドテンプレートのエクスポートとインポート
クイックキーパッドテンプレートをある Parallels RAS ファームから別の Parallels RAS ファームに簡単に移動するには、インポート/エクスポート機能を使用します。テンプレートをエクスポートするには、テンプレートを右クリックして [エクスポート] を選択します。ファイル名と場所を指定し、[保存] をクリックします。テンプレートをインポートするには、[クイックキーパッド] リストの空白部分を右クリックし、[インポート] を選択します。また、[タスク] ドロップダウンリストを使用してこれらのアクションを実行することもできます。
前のセクションで説明したフィルタールールを使用すると、特定の公開済みのリソースにアクセスできるユーザーを設定できます。Parallels RAS ユーザーが Parallels Client で 1 つ以上の公開リソースを参照できない場合、通常は各リソースのフィルター設定をチェックして、特定のユーザー用に公開されていることを確認する必要があります。有効なアクセス機能は、ユーザーが利用できる公開済みのリソースと利用できない公開リソースを 1 か所で表示できるようにすることで、この作業を簡素化します。
[有効なアクセス] ダイアログを開くには、Parallels RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、ウィンドウの下部にあるツールバーの [有効なアクセス] 項目をクリックします(項目が表示されない場合はコンソールウィンドウを最大化します)。また、**[公開済みのリソース]**ペインのどこかを右クリックし、コンテキストメニューの [有効なアクセス] を選択してダイアログを開くこともできます。
[有効なアクセス] ダイアログでは、ユーザー(およびオプションで追加の条件)を指定し、このユーザーがアクセスできる公開済みのリソースを表示できます。ユーザーを選択するには、次のいずれかを実行します。
[ユーザー] フィールドにユーザー名を入力するか、その横にある [...] ボタンをクリックし、[ユーザーまたはグループの選択] ダイアログを使用してユーザーを選択します。
既知のデバイスのリストからこのユーザーが所有するデバイスを選択します。そのためには、[デバイスを選択] ボタンをクリックしてデバイスを選択します。デバイスがこの Parallels RAS ファームに接続するために使用されたことがない場合、そのデバイスはリストに含まれないことに注意してください。詳細については、「デバイスのモニタリング」セクションを参照してください。デバイスを選択したら、[OK] をクリックして [有効なアクセス] ダイアログに戻ります。選択したデバイスのプロパティを使用して、すべてのフィールドに自動的に入力されます。
ユーザーを指定したら、必要に応じて追加の条件を入力します([ユーザー] 以外のすべてのフィールドはオプションです)。
クライアント: デバイスに割り当てられたクライアント名。これは、コンピューター名、FQDN、またはユーザーが Parallels Client に設定したカスタム名です。
IP アドレス: クライアントの IP アドレス。
MAC: クライアントの MAC アドレス。
ゲートウェイ: クライアントがファームに接続するための RAS Secure Gateway の名前。
[グループの管理] ボタンを使用すると、ユーザーが 1 つまたは複数のグループに追加された場合に、ユーザーアクセスがどのように変わるのかをプレビューできます。ボタンをクリックすると、次のようになります。
[グループの管理] ダイアログが開き、ユーザーがすでに属しているグループのリストが表示されます。
[+] ボタンをクリックして、ユーザーを 1 つまたは複数の追加グループに追加します。これはシミュレーションに過ぎないことに注意してください。ユーザーが実際に追加のグループに追加されることはありません。
「シミュレート」グループを削除するには、下のペインでそのグループを選択し、[-] ボタンをクリックします。
[有効なアクセス] ダイアログに戻るには、[閉じる] をクリックします。
最後に、指定したユーザーの有効なアクセス情報を表示するには、[表示] ボタンをクリックします。[有効なアクセス - サマリ] ダイアログが開き、次の情報が表示されます。
左ペインには、現在のサイトに公開済みのリソースの完全なリストが表示されます。指定したユーザーがアクセスできるリソースのみを表示するには、[許可された公開済みのリソースのみ表示] オプションを選択します。ユーザーがリソースにアクセスすることを許可されていない場合、リソース名は赤で強調表示されます。
右ペインには、ユーザーが左ペインで選択したリソースにアクセスできるかどうか、および選択したリソースに対してフィルターが有効になっているかどうかの情報が含まれています。追加情報には、フィルターの詳細および拡張されたグループメンバーシップが含まれる場合があります。
リソースリストを調べることで、ユーザーがアクセスできるリソースやアクセスできないリソースを確認し、必要に応じて適切なアクションを実行することができます。必要に応じて、有効なアクセス情報を CSV ファイルにエクスポートすることができます。これには、[エクスポート] ボタンをクリックしてファイル名を指定します。CSV ファイルには次の列があります。
名前: アプリケーション名。
ID: アプリケーション ID:
アクセス可能: ユーザーがアプリケーションにアクセス可能かどうか( [はい] または [いいえ] )。
ルール: フィルタールール。アプリケーションに対してルールが構成されていない場合、列に値が入りません。
ウェブアプリケーションは、他のアプリケーションと同様、標準のアプリケーション公開機能を使用して公開できます。ただし、ウェブアプリケーションに対する URL リンクをそのまま公開する方法を簡素化するために、別の公開アイテムタイプを利用できます。これにより、最小限の手順数で公開タスクを実行できます。
ウェブアプリケーションを公開するには、次の操作を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで、[ウェブアプリケーション] を選択し、[次へ] をクリックします。
[サーバータイプを選択] ページで、公開元のサーバーの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
注: ローカルデバイスから公開されたリソースは、他のサーバーから公開されたリソースよりも読み込みが高速です。これは、Parallels RAS が RDP 経由でサーバーに接続する必要がないためです。
[公開元の選択] ページで、公開元のサーバーを選択します。サーバーが 1 台しかない場合、または前の手順で [ローカルデバイス] を選択した場合は、[公開元の選択] ページは表示されません。
[ウェブアプリケーション] ウィザードページが開いたら、ウェブアプリケーションの名前、説明、ウィンドウ状態、URL を指定します。必要に応じて、[Internet Explorer の使用を強制] オプションを選択します。特定のアプリケーションアイコンを参照するには、[アイコン変更] をクリックします。
(ローカルデバイスの公開のみ)[テスト] ボタンをクリックしてアプリケーションにアクセスできることを確認したり、[ユーザーがログオンすると自動的に起動] オプションを選択してユーザーがログインすると同時にアプリケーションを起動したりできます。
(VDI の場合のみ)必要に応じて、[パーシスタント] オプションを選択して、ゲスト VM をパーシスタントにします。詳細については、「パーシスタントゲスト VM」を参照してください。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
以上の操作を実行して [完了] をクリックすると、アプリケーションが公開されます。
公開されたウェブアプリケーションは、他のアプリケーションと同様、[公開] > [公開済みのリソース] リストに表示されます。
公開済みリソースのクライアント設定を指定するには、[ファーム] > <サイト> > [設定] に移動し、[クライアント設定] タブを選択します。このページで、クライアント側の公開済みアプリケーションアイコンの表示方法や他のオプションを指定できます。
アイコン解像度を選択
公開されたリソースは、アイコンまたはリストとして Parallels Client に表示されます。リソースがアイコンとして表示されるときに使用する解像度を指定できます。次のオプションから選択します。
[標準解像度の送信] アイコン: 標準解像度のアイコン。
[高解像度の送信] アイコン: 高解像度のアイコン。このオプションは、より多くのネットワーク帯域幅を使用することに注意してください。
オーバーレイアイコンの有効化、無効化、変更
注: これらの構成の変更は、デスクトップクライアント(Windows、Mac、Linux)にのみ適用されます。モバイルおよび Web Client には影響しません。
このタブのその他のオプションとして、オーバーレイアイコンの有効化、無効化、更新があります。オーバーレイアイコンは標準アプリケーションアイコン上に配置されるので、Parallels RAS が提供するリモートアプリケーションであることが分かります。Parallels Client からリモートアプリケーションを起動すると、アプリケーションアイコンがローカルデスクトップ(Windows ではタスクバー、macOS では Dock)上に表示されます。オーバーレイアイコンを使用すれば、実行中のアプリケーションのうちどれがリモート Parallels RAS アプリケーションで、どれがローカル(または他の種類)であるかを一目で把握することができます。
Parallels RAS ではデフォルトで、Parallels ロゴをオーバーレイアイコンとして使用しています。ただし、管理者はこれを変更して、Microsoft RemoteApp の標準的なオーバーレイアイコンを使用することもできます。Parallels ロゴをオーバーレイアイコンとして使用した場合、ローカルコンピューターのアプリケーションアイコンが次のサンプルアイコンのような外観になります。
ご覧のように、Windows の [電卓] や [ペイント] アプリケーションの標準的なアイコンの上に、Parallels のロゴアイコン(右隅の赤い平行線)が表示されています。オーバーレイの実行中、ユーザーはすぐにこれが Parallels RAS の提供するリモートアプリケーションであって、ローカルの Windows アプリケーションでないことを把握できます。
パスワード有効期限リマインダーを表示する
パスワードの有効期限が近づくと、ドメインパスワードの変更に関するリマインダーを Parallels RAS ユーザーに自動的に表示できます。この機能を有効にするには、[パスワード有効期限リマインダーを表示する] オプションを選択します。有効にすると、パスワードの有効期限が近づいている Parallels Client ユーザーが Parallels RAS に接続した直後に、通知が表示されます。このオプションは、デフォルトでは無効になります。
セッションをリセット
[Parallels Client からのログオフでセッションを強制的にリセット] オプションを選択して、ユーザーログオフ時にユーザーセッションを強制的にリセットします。これは、フリーズしたユーザーセッションをリセットするのに便利です。
ローカルアプリケーションを公開するには、次の手順を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで [アプリケーション] を選択し、[次へ] をクリックします。
[サーバータイプの選択] ページで [ローカルデバイス] を選択し、[次へ] をクリックします。
[アプリケーション] ページで、次のアプリケーション設定を指定します。
名前: 選択して、アプリケーションの名前を入力します。
説明: 説明を入力します(オプション)。
ユーザーがログオンすると自動的に起動: ユーザーがログオンしたらすぐにアプリケーションを起動する場合はこのオプションを選択します。このオプションは、デスクトップバージョンの Parallels Client でのみ機能します。
アイコン変更: アプリケーションのアイコンを変更します(オプション)。
ターゲット: アプリケーションの実行ファイルのパスとファイル名を指定します。
スタート: [ターゲット] フィールドが有効な場合、このフィールドには値が自動的に入力されます。必要に応じて、独自のパスを指定できます。
パラメーター: アプリケーションが起動パラメーターを受け付ける場合、パラメーターをこのフィールドで指定できます。
実行: アプリケーションウィンドウの状態(通常のウィンドウ、最小化、最大化)を選択します。
[次へ] をクリックします。
(オプション)[URL による代替アクセス] ページで、Web バージョンのアプリケーションの URL を指定します。ローカルにインストールされたアプリケーションにアクセスできない場合、Parallels RAS は Web バージョンを起動します。
[次へ] をクリックします。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動可能)、[無効](Parallels Client にリソースが表示されない)から選択します。
以上の操作を実行して [完了] をクリックすると、アプリケーションが公開されます。
ユーザーがリモートアプリケーションやデスクトップを開くときには、まずセッションを起動する必要があります。セッションの起動には時間がかかるので、ユーザーはアプリケーションが起動するまで待つことになります。ユーザーエクスペリエンスを改善するため、ユーザーが実際にアプリケーションを開く前に、あらかじめセッションを起動できるようになっています。セッション事前起動はバックグラウンドで実行されるので、ユーザーが画面上でウィンドウやメッセージボックスを見ることはありません。ユーザーがアプリケーションを起動すると、事前に起動されたセッションが使用されるため、非常に早く起動できます。
セッション事前起動の構成方法については、「クライアントポリシー」を参照してください。
セッション事前起動を構成すると、次のオプションが利用できます。
オフ: セッション事前起動は使用されません。
基本: ユーザーがアプリケーションのリストを取得した時点で、セッション事前起動が行われます。数分以内にユーザーがアプリケーションを開くという仮定が、前提になっています。セッションは、10 分間アクティブな状態になります。その時間内にユーザーがアプリケーションを開かないと、クライアントがセッションから切断されます。
マシンラーニング: ユーザーがアプリケーションのリストを取得すると、その行動に基づいてセッション事前起動が行われます。このオプションを有効にすると、ユーザーが特定の曜日にアプリケーションを起動する行動を Parallels Client が記録して分析します。ユーザーが通常アプリケーションを開く数分前に、セッションを開始します。
セッション事前起動を使用してはならない場合のルールを設定できます。次のオプションを利用できます。
事前起動を使用してはならない日付を指定します。
公開されているリソースをセッション事前起動の意思決定から除外します。リソースが分析対象から除外される場合、Parallels Client がセッションの事前起動を行うかどうかを判定するときにその対象から除外されます。たとえば、セッション事前起動の対象から除外したいサーバーがある場合、そのサーバーによってホストされているすべての公開済みリソースについて、セッション事前起動の対象から外すたのめフラグを立てることができます。公開済みリソースをセッション事前起動から除外するには、RAS Console で [公開済みリソース] に移動して、[セッションの事前起動から除外] オプションを選択します。