ウェブアプリケーションは、他のアプリケーションと同様、標準のアプリケーション公開機能を使用して公開できます。ただし、ウェブアプリケーションに対する URL リンクをそのまま公開する方法を簡素化するために、別の公開アイテムタイプを利用できます。これにより、最小限の手順数で公開タスクを実行できます。
ウェブアプリケーションを公開するには、次の操作を実行します。
RAS Console で [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
[アイテムタイプの選択] ウィザードページで、[ウェブアプリケーション] を選択し、[次へ] をクリックします。
[サーバータイプを選択] ページで、公開元のサーバーの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
注: プールベースのリモート PC から公開する場合は、[仮想ゲスト] オプションを選択します。[リモート PC] オプションは、スタンドアロンのリモート PC 用です。
注: ローカルデバイスから公開されたリソースは、他のサーバーから公開されたリソースよりも読み込みが高速です。これは、Parallels RAS が RDP 経由でサーバーに接続する必要がないためです。
[公開元の選択] ページで、公開元のサーバーを選択します。サーバーが 1 台しかない場合、または前の手順で [ローカルデバイス] を選択した場合は、[公開元の選択] ページは表示されません。
[ウェブアプリケーション] ウィザードページが開いたら、ウェブアプリケーションの名前、説明、ウィンドウ状態、URL を指定します。必要に応じて、[Internet Explorer の使用を強制] オプションを選択します。特定のアプリケーションアイコンを参照するには、[アイコン変更] をクリックします。
(ローカルデバイスの公開のみ)[テスト] ボタンをクリックしてアプリケーションにアクセスできることを確認したり、[ユーザーがログオンすると自動的に起動] オプションを選択してユーザーがログインすると同時にアプリケーションを起動したりできます。
(VDI の場合のみ)必要に応じて、[パーシスタント] オプションを選択して、ゲスト VM をパーシスタントにします。詳細については、「パーシスタントゲスト VM」を参照してください。
(リモート PC のみ)[リモート PC の設定] セクションの [...] ボタンをクリックして、アプリケーションの公開元のリモート PC をリストから選択します。開いたボックスで、PC をダブルクリックして選択します。
次のページでは、リソースの初期状態を指定します。[有効](エンドユーザーがリソースを起動できる)、[無効](リソースが Parallels Client に表示されない)、[メンテナンス中](リソースが Parallels Client に表示されるが、ユーザーからは起動できない)から選択します。リソースがメンテナンス中の場合、ユーザーがそのリソースを起動しようとするとメッセージが表示されます。メッセージをカスタマイズするには、[構成] ボタンをクリックします。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)**」**を参照してください。
以上の操作を実行して [完了] をクリックすると、アプリケーションが公開されます。
公開されたウェブアプリケーションは、他のアプリケーションと同様、[公開] > [公開済みのリソース] リストに表示されます。