ユーザーポータルのメイン画面の便利な機能には、他に次のようなものがあります。
お気に入りリスト: リモートアプリケーションまたはデスクトップは、お気に入りリストに追加すると見つけやすくなります。そのためには、アプリケーションまたはデスクトップをポイントまたはタップして、"星形" のアイコンをクリックまたはタップします。リストを表示するには、リストの上部にある [お気に入り] タブを選択します。このリストからリソースを削除するには、リソースをポイントして、[X] アイコンをクリックします(または、リソースのアイコンをポイントまたはタップして、[X] アイコンをクリックまたはタップします)。
検索: リソースを検索するには、ツールバーにある [検索] ボックス(右上)にその名前を入力します。入力内容に従ってリストが絞り込まれ、名前が一致するリソースのみが表示されます。
リスト表示: 検索ボックスの下にあるアイコンをクリックすると、グリッド表示とリスト表示を切り替えることができます。リスト表示では、公開済みリソースの説明を見ることができます。
グリッド表示で説明を表示: グリッド表示でリソースの説明を表示するには、マウスポインターをリソースの上に移動します。ツールヒントとして説明が表示されます。1 つ以上のリソースが同じ名前を使用して公開されたときにこの機能は役立つことがあります。説明を読むことで、それらを区別できるからです。
タスクバー: リモートアプリケーションまたはデスクトップを起動すると、そのアイコンが、画面の下部にあるタスクバーに追加されます。タスクバーが満杯のときは、同じ種類のアイテムがグループ化され、スペースが節約されます。グループをクリックまたはタップして、実行中のインスタンスをすべて確認したり切り替えたりすることや、特定のインスタンスを閉じることができます。
Parallels Web Client では、リモートアプリケーションおよびデスクトップを実行するとき、ドラッグアンドドロップ機能がサポートされます。
注: ドラッグアンドドロップ機能が動作するには、Gateway 上で [ファイル転送コマンドを許可] オプションを有効にする必要があります。「Web Client の構成」を参照してください。
次に、リモートアプリケーションでの作業時にドラッグアンドドロップを使用する方法を説明します。
ローカルコンピューターでファイルを選択します。
選択したファイルをアプリにドラッグアンドドロップします。[名前を付けて保存] ウィンドウが表示されます。
ファイルに名前を入力し、保存します。ファイルは、アプリをホストしているサーバーに保存されます。
異なるホストを実行している 2 つのリモートアプリの間でもファイルをドラッグアンドドロップできます。
次に、リモートデスクトップでドラッグアンドドロップを使用する方法を説明します。
ローカルコンピューターでファイルを選択します。
選択したファイルをリモートデスクトップにドラッグアンドドロップします。[名前を付けて保存] ウィンドウが表示されます。
ファイルに名前を入力し、保存します。ファイルは、デスクトップをホストしているサーバー上のデスクトップに保存されます。
Parallels RAS 18.2 以降では、ローカルデバイスとリモートセッションの間でプレーンテキストを双方向にコピー & ペーストすることができます。Ctrl+C/Cmd+C でコピー(Ctrl+X/Cmd+X でカット)して、Ctr+V/Cmd+V でペーストするだけです。この機能は、Chromium ベースのブラウザー(Chrome、Edge Chromium、Opera)および Internet Explorer で完全にサポートされています。Firefox では、サーバー側からクライアント側へのコピー/ペーストのみサポートされています。他のウェブブラウザーはこの機能をサポートしていません。
ユーザーポータルでリモートアプリケーションまたはデスクトップを起動するには、次のいずれかを実行します。
アプリケーションまたはデスクトップのアイコンをダブルクリックします(または、モバイルデバイスでタップします)。リソースは、サーバー側のユーザーポータルの構成([RAS Secure Gateway プロパティ] > ユーザーポータル > [以下を使用してセッションを起動] オプション)に従って、ウェブブラウザー内または Parallels Client で開きます。
アプリケーションまたはデスクトップのアイコンを右クリックして(または、モバイルデバイスでタップし、ホールドして)、コンテキストメニューを表示します。このメニューが表示されるのは、RAS Console の [RAS Secure Gateway プロパティ] > [ユーザーポータル] タブで、[ユーザーが起動方法を選択することを許可] と [新規タブでアプリケーションを開く] のいずれかまたは両方のオプションが選択されている場合に限られます。このメニューを使用すると、リソースを Parallels Client と Parallels Web Client のどちらで開くかを選択でき(上記の設定により異なります)、またアプリケーションをウェブブラウザーの同じタブで開くか新しいタブで開くかを選択できます。
エラーが原因で Parallels Client でリソースを開くことができない場合は、メッセージと共に、代わりにウェブブラウザーでリソースを開くオプションが表示されます。
Parallels Client で HTML5 ページからリソースを開く場合、カスタム URL スキームが使用されます。HTML5 ページのリソースをダブルクリックすると、同 URL スキームを実行して Parallels Client に引き渡し、Parallels Client が同 URL の手順に従ってリソースを開きます。詳細については、「RAS Web Client API および Parallels Client の URL スキーム」を参照してください。