スキャンアプリケーションの追加
ユニバーサルスキャン機能を使用する TWAIN アプリケーションを、[TWAIN] タブから [TWAIN アプリケーション] ボタンを選択して追加する必要があります。これにより、TWAIN アプリケーションで Twain ドライバーを使用できるようになるため、管理者は TWAIN アプリケーションを容易にセットアップできます。
アプリケーションをスキャンアプリケーションのリストに追加するには、以下の操作を実行します。
RAS コンソールで [ユニバーサルスキャン] カテゴリーが選択された状態で、[TWAIN] タブをクリックします。
([サイト内のサーバー] リストの下にある)[TWAIN アプリケーション] ボタンをクリックしてから、[追加] をクリックします。
[TWAIN アプリケーション] ダイアログで、[タスク] > [追加] をクリックし、アプリケーションの実行ファイルを参照します。実行ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
注: アプリケーションによっては、異なるまたは複数の実行ファイルが使用される場合があります。必要なすべての実行ファイルがスキャンアプリケーションのリストに追加されていることを確認してください。
スキャンアプリケーションの削除
リストからスキャンアプリケーションを削除するには、削除するアプリケーションを選択して、[タスク] > [削除] をクリックします。
注: リストからアプリケーションを削除しても、アプリケーションのインストールは影響を受けません。
ユニバーサルスキャン圧縮ポリシーも指定できます。詳細については、 [クライアントポリシー] > [エクスペリエンス]を参照してください。
ユニバーサルスキャンでは、TWAIN および WIA リダイレクトが使用されます。これにより、このどちらかのテクノロジーを備えたハードウェアを使用する任意のアプリケーションをクライアントデバイスに接続し、スキャンを行うことができます。ユニバーサルスキャンでは、サーバーに特定のスキャナードライバーをインストールする必要がありません。
注: RD セッションホストで WIA と TWAIN の両方のスキャンを有効にするには、**「デスクトップエクスペリエンス」**というサーバー機能が必要です。
ユニバーサルスキャンを構成するには、RAS コンソールの [ユニバーサルスキャン] カテゴリーを選択します。
デフォルトでは、ユニバーサルスキャンドライバーは、RD セッションホスト、ゲスト VM、リモート PC Agent とともに自動的にインストールされます。そのため、サーバーをファームに追加すると、ユニバーサルスキャンがインストールされます。
スキャナー名の変更パターンの構成
デフォルトでは、Parallels RAS は次のパターンを使用してスキャナー名を変更します。%SCANNERNAME% for %USERNAME% by RAS
。たとえば、ローカルで SCANNER1 を設置しているユーザーである Lois が、リモートデスクトップまたは公開済みのアプリケーションに接続した場合、このユーザーのスキャナー名は "SCANNER1 for Lois by RAS" に変更されます。
スキャナー名の変更パターンを変更するには、[スキャナー名の変更パターン] 入力フィールドに新しいパターンを指定します。名前の変更のために使用できる変数は次のとおりです。
%SCANNERNAME%
- クライアント側のスキャナー名。
%USERNAME%
- サーバーに接続しているユーザーのユーザー名。
%SESSIONID%
- アクションセッションの ID。
リストのサーバーごとに異なる名前変更パターンを構成できます。
注: リダイレクトされたスキャナーにアクセスできるのは、管理者と、スキャナーをリダイレクトしたユーザーのみです。
ユニバーサルスキャンサポートの有効化および無効化
特定のサーバーについて、WIA または TWAIN のユニバーサルスキャンサポートを有効または無効にするには、[WIA] タブまたは [TWAIN] タブをクリックしてから、サーバーを右クリックし、コンテキストメニューで [有効] または [無効] をクリックします。
スキャナーのリダイレクトによって、リモートデスクトップに接続しているユーザーや公開済みのアプリケーションにアクセスしているユーザーは、クライアントマシンに接続されたスキャナーを使用してスキャンを行うことができます。この章では、RAS ユニバーサルスキャンサービスを構成し、使用する方法について説明します。