[Windows クライアント] 見出しの下にあるペインでは、Parallels Client for Windows のテーマ設定を構成できます。Windows クライアントのテーマを構成すると、これがお客様の組織のクライアントであることがエンドユーザーにはっきり伝わります。
ブランディング
[ブランディング] ペインで、次を指定します。
**[会社名]。**次のスタートメニュー階層を作成するために使用されます。[スタート] \ [会社名] \ [アプリ名]。
**[アプリケーション名]。**アプリキャプションやスタートメニューのエントリ名に表示されます。
**[接続バナー]。**接続が確立されるときに表示されます。
**[アプリケーションアイコン]。**スタートメニューとメインのアプリウィンドウで使用されるアプリケーションアイコンです。
メッセージ
デフォルトのログオン後メッセージを削除するには、[ログオン後メッセージを上書きする] オプションを選択し、メッセージを入力します。
カスタムメニュー
[カスタムメニュー] ペインでは、ホワイトレーベルの Windows 用 Parallels Client の [ヘルプ] メニューに項目を追加できます。たとえば、[メニュー項目] フィールドに“&Notepad”と入力し、[コマンド] フィールドに“notepad.exe”と入力すると、このファームに接続するすべてのホワイトレーベルの Parallels Client for Windows の [ヘルプ] メニューに新しいメニュー項目が表示されます。その項目は [Notepad] という名前になり(“N”がショートカットになります)、クリックすると Notepad.exe アプリケーションが開きます。[コマンド] フィールドには、実行可能ファイルの名前や URL や、Windows マシンで正常に実行できる任意のコマンドを入力できます。例えば、ヘルプデスクソリューションの URL を指定したメニュー項目を追加すると、ユーザーが必要なときに簡単にヘルプデスクにアクセスできるようになります。
大量配布用の Windows クライアントパッケージを作成する
Windows クライアントテーマを構成した後、次の手順に従って一括配布に対応する Windows クライアント向けパッケージを作成することもできます。
[テーマプロパティ] ダイアログの Windows クライアントセクションが表示されている状態で、[Windows 用クライアントパッケージを生成] ボタンをクリックします。
ダイアログが開いたら、次のオプションを指定します。
パッケージが作成されるローカルコンピューター上のターゲットフォルダーを指定します。
必要に応じて、”操作完了時に Windows Explorer でフォルダーを開く" オプションを選択またはクリアします。
[生成] をクリックします。ClientDownloader.exe ファイルが作成されます。このファイルを実行すると、最新バージョンの Parallels Client for Windows インストーラー(MSI)がダウンロードされ、カスタムテーマが適用されます。
これで、インストーラーをエンドユーザーに配布できるようになります。エンドユーザーがインストーラーを実行すると、テーマで指定されているように、Parallels Client for Windows とすべてのカスタマイズ(スタートメニューのショートカット、デスクトップのショートカット、イメージおよびアイコン)がインストールされます。将来的に、インストールされた Parallels Client for Windows のコピーを新しいバージョンにアップグレードする必要がある場合、上記で説明されている手順を繰り返す必要はありません。古いバージョンをアップグレードするだけで、ブランディング機能はそのまま残ります。