Parallels RAS 18 で公開されている特定のリソースには、RAS Web Client を介して直接アクセスできます。これは、新しいパラメーター、appid を導入することで実現できます。これにより、管理者はリンクを使用して公開されたリソースに直接アクセスできるようになります。これにより、ユーザーは、ブラウザーのショートカットやブックマーク、または Azure My Apps Portal などのサードパーティポータルを使用して、Parallels RAS で公開されたリソースにアクセスするためにより柔軟で簡単な方法を利用できるようになります。ここでいうリソースには、独立した SAAS アプリケーションや Parallels RAS 仮想アプリ/デスクトップが含まれます。
公開されたリソースを直接起動するには、次のいずれかの形式を使用して URL を指定する必要があります。
サポートされるパラメーター:
例:
https://FQDN?appid=14&overrideparams=C%3A%2Ftest.txt
URL のフォーマット
説明
https://FQDN?appid=
この形式では、テーマ名が省略され、デフォルトの
Web Client テーマが使用されます。
”appid”パラメーターは、RAS Console の [公開] カテゴリーに示されているのと同様の、公開済みリソース ID を指定します。ID は、リソースが公開されるときに自動的に生成されます。これは、公開済みリソースを選択した上で、[情報] タブの [アプリケーション] フィールドから確認できます。例、#5: Microsoft Office Word - ここで Microsoft World のアプリケーション ID は 5 です。
https://FQDN/<Theme-name>?appid=<app-ID>
この形式は上述の形式と似ていますが、テーマ名を指定します。
https://FQDN/userportal?theme=&appid=
この形式は上述の形式と同じですが、完全な URL を指定します。参照用としてここに掲載します。
パラメーター
説明
appid
起動する公開済みアイテム(アプリケーションまたはデスクトップ)です。
overrideparams
(オプション): 公開済みアプリケーションに渡される必要のあるエンコード済み URL のオーバーライド引数です。