Wyse ThinOS を使用してアプリケーションを Parallels RAS からシンクライアントに公開するには、[Wyse] タブで [Wyse ThinOS サポートを有効化する] オプションを選択します。
注: [Wyse] タブは、ゲートウェイモードが [通常] に設定されている場合にのみ使用できます。詳細については、「ゲートウェイモードと転送設定の設定」を参照してください。
このオプションを有効にすると、RAS Secure Gateway が Wyse Broker として機能します。この Secure Gateway からブートしようとしているシンクライアントは、DHCP サーバー上で DHCP オプション 188 がこのゲートウェイの IP アドレスに設定されていることを確認する必要があります。DHCP サーバーを構成したら、[テスト] ボタンをクリックして、DHCP サーバーの設定を確認します。
ホスト名が証明書と一致しないために、RAS Secure Gateway への接続時に Wyse デバイスで SSL 警告が表示される場合、[サーバー証明書認証の警告を表示しない] オプションを選択(有効化)できます。このオプションを選択すると、Secure Gateway は、wnos.ini ファイル内の次のパラメーターを Wyse クライアントに送信します: SecurityPolicy=low TLSCheckCN=no(これにより SSL の確認が無効化)。なお、証明書に以下の項目がある場合、このオプションは必要ありません:
CNAME が RAS Secure Gateway の FQDN に設定されている。
SAN が RAS Secure Gateway の IP アドレスに設定されている。
Secure Gateway 上の”C:\Program Files (x86)\Parallels\ApplicationServer\AppData\wnos”フォルダーにあるカスタムの wnos.ini を使用する場合、Secure Gateway が SSL 確認パラメーターを送信することはありません。ご注意ください。
ブローカーアドレスをこの Secure Gateway に設定するように DHCP オプション 188 を構成する場合は、[テスト] ボタンをクリックしてこれを確認できます