Web Client は、RAS Secure Gateway の一部です。エンドユーザーが使用するには、「ユーザーポータルの構成」の説明に従って、RAS Console でユーザーポータルを有効にして構成する必要があります。
クッキーに基づくセッションのパーシスタンス
RAS Web Client セッションのパーシスタンスは、通常、ユーザーの IP アドレス(ソースアドレス指定)により設定されます。環境でソースアドレス指定が使用できない場合(セキュリティポリシーで許可されない場合など)、セッションクッキーを使用して、ユーザーとサーバーの間のパーシスタンスを維持できます。そのためには、パーシスタンスにセッションクッキーを使用できる負荷分散機能を設定する必要があります。使用する必要があるクッキーは、ASP.NET_SessionId です。ASP.NET を使用しないロードバランサーを使用している場合、RAS Secure Gateway の [プロパティ] ダイアログの [ウェブリクエスト] タブで、別の Cookie を指定できます。詳細については、「ウェブリクエストのロードバランス」を参照してください。