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RAS ウェブ管理サービスをインストールしたマシンで RAS 管理ポータルを開くには、[アプリ] > [Parallels] に移動し、[Parallels RAS 管理ポータル] をクリックします。
リモートコンピューターから RAS 管理ポータルにログインするには、ウェブブラウザーに以下の URL を入力します:
https://<server-address>:20443
<server-address> は、RAS ウェブ管理サービスがインストールされているサーバーの FQDN または IP アドレスです。デフォルトでは、HTTPS 接続にはポート 20443 が使用されます。「RAS ウェブ管理サービスの設定」で説明されているように、必要に応じてポート番号を変更することができます。
[ようこそ] ページで、RAS 管理者のユーザー名とパスワードを入力し、[サインイン] をクリックします。
ParallelsR RAS 管理ポータルは、デスクトップ/ラップトップコンピューターまたはモバイルデバイスを使用して構成と日常のアクティビティを実行する Parallels RAS 管理者向けに設計された、最新のウェブベースの構成および管理コンソールです。
Parallels RAS 管理ポータルは、管理者に次の機能を提供します。
重要な Parallels RAS コンポーネント(RD セッションホスト、Connection Broker、Secure Gateway など)を一元的に展開、管理、および構成します。
RD セッションホストからさまざまなリソースを公開します。
FSLogix プロファイルコンテナーの設定を構成します。
印刷とスキャンの設定を構成します。
SSL 証明書を管理します。
接続設定と MFA(Google 認証または Microsoft 認証などの他の時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)アプリ)を構成します。
ユーザーセッションを監視および管理します。
管理者アカウントとセッションを管理します。
メールボックスを構成します。
ライセンスを管理します。
サポートに連絡し、必要なシステムレポートを提供してください。
注: デスクトップベースの Parallels RAS Console で現在利用可能な多くの機能は、本ツールが Parallels RAS のメイン管理ツールとして採用されるようになる前に、今後のリリースで管理ポータルに含められる予定です。 Parallels RAS 管理ポータルに含まれる Azure Virtual Desktop の管理機能は実験的なものであり、今後のバージョンでリリースされる予定です。
最初に、以下のように RAS ウェブ管理サービスを構成する必要があります。
RAS 管理ポータルで、右上の [ユーザー] アイコンをクリックし、[管理ポータルの構成] を選択します。
再度サインインを求められます。なお正常にサインインするためには、RAS ウェブ管理サービスがローカルサーバー上で稼働している必要があります。これは、リモートサーバーのユーザーが RAS ウェブ管理サービスの構成ページアクセスするのを防ぐためです。
ローカル管理者またはドメイン管理者のメンバーのユーザー名とパスワードを入力し、 [サインイン] をクリックします。
[RAS 管理ポータルの構成] ページが開きます。
[RAS ファームアドレス] フィールドに、この RAS 管理ポータルで管理する RAS ファームのアドレスを指定します。これは、ファームにインストールされている RAS Connection Broker のアドレスです。
[詳細設定] セクションで以下を指定します。
証明書:この接続に使用する証明書です。[アップロード] をクリックして、証明書を選択します。
証明書のパスワード: 証明書のパスワードです。
ポート: RAS 管理ポータルが接続を待機するポート番号です。デフォルトのポートは 20443 です。この番号は、RAS Secure Gateway ポートと競合しないように設定されています。可能であれば 443 に変更することもできます。その場合、接続 URL にポート番号を含める必要はありません。また、任意のカスタムポートに変更することも可能です。たとえば、デフォルトの”URL”: ”https://*:20443”を”URL”: ”http://*:20080”に変更できます。
管理セッションのタイムアウト: 管理者セッションが切断されるまでの時間です。
ポーリング間隔: RAS 管理ポータルで表示されている情報を更新する間隔です。多数の管理者が同時に作業している場合や、多数のホストまたセッションなどが存在する場合は、この値を最大 30 秒まで増やすことができます。
入力を終えたら、[保存] をクリックします。
RAS 管理ポータルは HTML5 をサポートする最新の Web ブラウザー(Internet Explorer 以外)で動作させることができます。
Windows サーバーに次のアップデートがインストールされていることを確認してください(RAS 管理ポータルはアップデートに依存します)。
Windows Server 2012 R2: KB2999226
新しいバージョンの Windows Server では特定のアップデートは必要ありません。
このウェブサービスは、デフォルトで次のポートでウェブリクエストをリッスンします。
HTTPS: 20443
HTTP: 20080
RAS 管理ポータルのすべてのナビゲーションは、管理カテゴリーをリストアップした左のサイドバーから開始します。デフォルトではサイトカテゴリーが選択されています。
カテゴリー
次の表は、RAS 管理ポータルで管理できる、利用可能なすべてのカテゴリーの一覧です。ルート管理者は、すべてのカテゴリーを閲覧および管理することができます。他の種類(上級、カスタム)の管理者は、特定のカテゴリーを閲覧するのに権限が必要になる場合があります。
各カテゴリーについては、このガイドの後半で詳しく説明します。
管理権限
デスクトップの RAS Console で構成された管理者権限によっては、RAS 管理ポータルの一部のカテゴリーや処理が表示されない、または許可されない場合があります。管理者権限の設定方法については、**「Parallels RAS 管理者ガイド」を参照してください。このガイドでは、「管理者アカウントの権限」**のトピックを探します。このガイドは、Parallels のウェブサイト()でご覧いただけます。
サブカテゴリー
一部のカテゴリーにはサブカテゴリーがあります(インフラストラクチャおよびサイト設定)。カテゴリーを選択すると、RAS 管理ポータルの右側に、サブカテゴリーを選択できる 1 つまたは複数の追加ペインが表示されることがあります。
ナビゲーションバー
一部のコンポーネントでは、設定や情報が機能ごとにまとめられています(一般、プロパティ、セッションなど)。コンポーネントのプロパティを表示すると、中央にナビゲーションバーが表示され、これらの設定を参照することができます。ナビゲーションバーで項目を選択すると、その設定内容が右側ペインに表示されます。
ブレッドクラム
カテゴリー、サブカテゴリー、個別の項目を選択すると、ページ上部にブレッドクラムが表示され、現在の位置がわかります。1 ステップ以上戻るには、リストのリンクをクリックします。
ページのヘッダー項目
ページのヘッダーには以下の項目があります:
ファームと現在のサイトの名前。複数のサイトがある場合は、ドロップダウンリストから選択することができます。RAS 管理ポータルがそのサイトに切り替わり、サイトのコンポーネントを管理できるようになります。
すべての変更を適用: このボタンで、RAS 管理ポータルで行った変更をファームのコンポーネントに適用します。コンポーネントやオブジェクトを作成したり変更したりしても、その変更がファームのコンポーネントに自動的に適用されることはなく、サイトやファームに影響を与えることもありません。[すべての変更を適用] ボタンをクリックすると、ファームやサイト全体に変更が適用されます。なお、変更のたびにこのボタンをクリックする必要はありません。異なる領域で複数の変更を必要とする作業を行っている場合は、すべての変更を完了してから [すべての変更を適用] ボタンをクリックすると、すべての変更がまとめて適用されます。
編集
いずれかの設定を変更できるビューを開いたとき、そのビューは通常、読み取り専用になります。編集を有効にするには、右上の [編集] ボタンをクリックします。ボタン名が [保存] に変わります。編集が終わったら、[保存] をクリックします。変更内容を破棄する場合は、[キャンセル] をクリックします。
なお、ある管理者が編集可能な状態にしたオブジェクトは、他の管理者が同時に編集することはできませんのでご注意ください。このようなオブジェクトの編集を有効にしようとすると、エラーが発生して、オブジェクトをロックしている管理者の名前が表示されます。
編集ツールバー
一部のビュー(特にリスト)では、右上にツールバーがあり、そこから処理を実行することができます。ツールバーの項目名を見るには、マウスでその項目にカーソルを合わせます。ツールバーの標準的な項目(アイコン)は以下の通りです:
フィルターを表示: フィルターを指定すると、条件を満たすエントリーのみが表示されます。
列を選択: テーブルの列を選択して、表示/非表示を切り替えます。
追加: 新しいエントリーを追加します。たとえば、新しいゲートウェイや RD セッションホストを追加できます。
更新: 表示を更新します。
省略: 省略メニューは、ビューの種類によって項目が異なります。一部の項目には、対応するツールバー項目が表示されます(例: 追加、更新)。
またビューによっては、[実行中のプロセスを表示] や [セッションを表示] など、他の項目も表示されます。
ウィザード
ファームにコンポーネントを追加すると、通常はウィザードが開き、コンポーネントの設定やオプションを指定する一連のページが表示されます。ウィザードには、通常の [次へ] と [戻る] のナビゲーションボタンと、ウィザードを閉じて操作を取り消すことのできる [キャンセル] ボタンがあります。
モーダルダイアログ
メニューやナビゲーションバーの項目をクリックすると、モーダルダイアログが表示されます。通常、これらの項目では、処理の確認や追加情報の入力が必要となります。
オブジェクトのプロパティ表示
RAS 管理ポータルのすべてのオブジェクト(コンポーネント)には、プロパティがあります。これらのプロパティを表示するには、カテゴリーとサブカテゴリーを選択し、リスト内のオブジェクト名をクリックします。これにより、オブジェクトのプロパティが表示され、独自のナビゲーションバーを利用できるようなります。そこからオブジェクトの構成、処理の実行、追加情報の表示が可能になります。
”ユーザー”アイコンはドロップダウンリストになっており、以下の項目があります。現在のユーザー名(例: Administrator)、詳細([詳細] ダイアログを開く)、フィードバックを行う(Parallels にフィードバックを行うウェブページに移動する)、、ログアウト(ログアウトする)。
この章では、Parallels RAS 管理ポータルの概要を説明します。詳細については、Parallels ウェブサイト(https://www.parallels.com/products/ras/resources/)で利用できる**「Parallels RAS 管理ポータルガイド」**をお読みください。
RAS ファームで RAS 管理ポータルを有効にするには、RAS ウェブ管理サービスコンポーネントをインストールする必要があります。このコンポーネントは、”標準”インストールオプションを使用して Parallels RAS をクリーンインストールすると自動的にインストールされます。また、”カスタム”インストールオプションを使用して、インストールするコンポーネントに”RAS ウェブ管理サービス”を選択して、インストールすることもできます。たとえば、RAS 管理ポータルを専用マシンにインストールしたい場合は、”カスタム”インストールオプションを使用し、インストールするコンポーネントとして”RAS ウェブ管理サービス”を選択します。
RAS ウェブ管理サービスをインストールした後、設定を行う必要があります。つまり、RAS 管理ポータルで管理する RAS ファームを指定したり、いくつかのパラメーターを設定したりする必要があります。詳しい説明については、「RAS ウェブ管理サービスの構成」を参照してください。
カテゴリー | 説明 |
サイト | 現在のサイト概要を表示します。 |
インフラ | RD セッションホスト、VDI、Gateway、Connection Broker などの RAS インフラストラクチャの管理。 |
セッション | セッション管理。 |
公開 | 公開リソースおよび公開済みリソースの管理。 |
監視 | RAS Performance Monitor |
サイト設定 | 接続、認証、FSLogix、ユニバーサルプリント、スキャン。 |
ヘルプとサポート | ヘルプとサポート。 |
ファーム設定 | 左側のサイドバーの下部に表示されるこのカテゴリーでは、管理者、メールボックス、ライセンスなど、ファームのグローバルな設定を管理します。 |