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ファームにサイトを追加するには、次の操作を実行します。
RAS Console の左ペインで、[ファーム] カテゴリを選択し、中央のペインでファームを選択します。
[タスク] ドロップダウンリスト(右ペイン、[サイト] リストの上部)で [追加](または + アイコン)をクリックします。
[サイト追加] ダイアログで、次の操作を実行します。
[サイト] フィールドで、サイト名を指定します。
[サーバー] フィールドで、プライマリ Connection Broker と Secure Gateway をインストールするサーバーの IP アドレスまたは FQDN を指定します。
[HTML5 ゲートウェイの有効化] オプションを選択して、自己署名証明書の作成、SSL の有効化、および HTML5 サポートの有効化を自動で行います。詳細については、「ユーザーポータルの構成」を参照してください。
[次へ] をクリックします。
[サイトプロパティ] ダイアログが開きます。最初に、指定されたサイトサーバーに RAS Connection Broker がインストールされているかどうかが確認されます。インストールされていない場合、インストールされていないことが [ステータス] フィールドに示されます。
[インストール] ボタンをクリックして、Agent をインストールします。
[RAS Connection Broker のインストール] ダイアログで、RAS Connection Broker をインストールするサーバーの名前を選択します。
(オプション)別の資格情報を使用してサーバーに接続し、Agent をインストールするには、[資格情報の上書き] オプションを選択します。
[インストール] をクリックして、Connection Broker と Secure Gateway をインストールします。正常にインストールされたら、[完了] をクリックします。
新しいサイトを作成したら、RAS Console でサイトを右クリックし、[このサイトへ切り替える] を選択して、構成を表示および管理できます。
Parallels RAS ファームには少なくとも 1 つのサイトが必要ですが、必要な数のサイトで構成することができます。
多くの場合、サイトは管理や場所の機能を分割する目的で使用されます。たとえば、サイトを作成することで、ファームのフル権限を付与することなくサイト管理者に権限を委任できます。また、エンドユーザーか(ニーズによっては)バックエンドサーバーに近い RD セッションホスト、プロバイダー、PC を使用しながら、同じ設定を各サイトにコピーする機能を使用して、別の物理的な場所に独立したサイトを配置できます。このことは、たとえば、データベースサーバーの近くに配置された RD セッションホストで公開されているデータベースにクエリを実行するクライアント/サーバーアプリケーションで意味があります。
各サイトは、同じファーム内の他のサイトと完全に分離されています。ファームは、サイトを論理的にグループ化し、各サイト(および各サイトを構成するオブジェクト)の構成プロパティを単一のデータベースに保存したものです。サイト間で互いに通信することはなく、オブジェクトやデータを共有することもありません。このルールの唯一の例外が、RAS ライセンスサイトです。これは、統計を取得するために他のサイトと定期的に通信します。
1 つのサイト内の個別のオブジェクトの設定を、それ以外のすべてのサイトに複製できます。これは、サイト間で設定が共有されるという意味ではありません。選択した設定が、他のサイトにも適用されるだけです。詳細については「サイト設定の複製」セクションを参照してください。
Parallels RAS をインストールするときには、1 つのサイトを持つファームが自動的に作成されます。この最初のサイトが RAS ライセンスサイトおよびメインの Parallels RAS 構成データベースのホストになります。ファームにさらにサイトを追加すると、追加されたサイトすべてにこのデータベースのデータが自動的に同期されます。特定のサイトに変更が適用されたときは、メインの構成データベースが自動的にアップデートされ、変更内容が反映されます。
各サイトには、エンドユーザーにリモートアプリケーションとデスクトップを公開するため、少なくとも以下のコンポーネントがインストールされていることが必要です。
プライマリ RAS Connection Broker
RAS Secure Gateway: あるサイトがテナントとして RAS テナントブローカーに参加する場合、RAS Secure Gateway は不要です。詳細については、「RAS マルチテナントアーキテクチャ」を参照してください。
RD セッションホスト、VDI、または PC
デフォルトのインストールオプションを使用して Parallels RAS をインストールするとき、プライマリ RAS Connection Broker と RAS Secure Gateway は、インストールを実行するサーバーに自動的にインストールされます。その後、1 つまたは複数の RD セッションホストをサイトに追加して公開済みのリソースをホストできます。必要な場合はファームにさらにサイトを追加し、各サイトに個々のコンポーネントを自由に構成することもできます。
Parallels RAS Console で既存のサイトを表示するには、左ペインで [ファーム] カテゴリーを選択します。既存のサイトは右ペインに一覧表示されます。
注: [ファーム] ノードは、そのファームを管理するフル権限を付与されている管理者にのみ表示されます。ファーム/サイトの権限の詳細については、「管理者アカウントの管理」を参照してください。
[ファーム] カテゴリには、一度に 1 つのサイトの構成のみが表示されます。ファーム管理者としてログインした場合、RAS ライセンスサイトの構成が表示されます。特定のサイトへのアクセス権を持つ(しかし、ファームに対するアクセス権はない)管理者としてログインした場合、そのサイトの構成が表示されます。
作業中のサイト
中央ペインにある [ファーム] アイテムをクリックして、利用可能なサイトの一覧を表示します。コンソールに現在構成がロードされているサイトは、[タイプ] 列に“作業中のサイト”としてマークされます。列にはその他のサイト属性も表示されます。"ライセンスサイト/ローカルサイト/作業中のサイト" などです。
各サイト間の切り替え
特定のサイトに切り替えるには、中央ペインで [ファーム] を選択し、右ペインでサイトを右クリックして、[このサイトへ切り替える] を選択します。サイト構成が RAS Console にロードされます。
サイトを切り替える別の方法は、RAS Console 左上の [場所] ドロップダウンリストをクリックすることです。このメニューには現在のファームのサイトが一覧表示されます。この RAS Console を使用して他のファームに接続した場合、それらのファームも一覧表示されます。詳細については、「Parallels RAS ファームへの接続」を参照してください。
サイト名の変更
サイト名を変更するには、名前を右クリックして、[サイト名の変更] を選択します。
サイト構成と状態のビュー
中央のペインにある [サイト] ノードを選択すると、右ペインにある [サイト情報] タブに、そのサイトに構成された Parallels RAS コンポーネントのリストが表示され、各コンポーネントの対話型パフォーマンスモニタリングメトリクスも表示されます。サイトの構成に応じて、リストには RD セッションホスト、VDI、リモート PC、Secure Gateway、Connection Broker、Azure Virtual Desktop、HALB 仮想サーバーとデバイス、テナントブローカー、ホストプール、および登録サーバーが含まれる場合があります。
コンポーネントグループを折りたたむ、または展開するには、リストの右側にある ”上矢印”または”下矢印”アイコンをクリックします。特定のタイプのサーバーがサイトに追加されていない場合、リストにグループ名は表示されません。
各コンポーネントについて、以下の情報が表示されます(情報は約 2 分間隔で更新されます)。
アドレス: サーバーの FQDN または IP アドレス。
ステータス: エージェントソフトウェアがサーバーにインストールされているかどうか、また適切に機能しているかどうかを示します。
CPU: 現在の CPU 使用率。
RAM: 現在の RAM 使用率。
ディスク読み取り時間: ディスク読み取り時間。
ディスク書き込み時間: ディスク書き込み時間。
セッション: 現在アクティブなユーザーセッション数。
優先 PA: このサーバーで優先的に指定されている RAS Connection Broker の名前。
オペレーティングシステム: サーバーにインストールされているオペレーティングシステムのバージョン。
Agent のバージョン: サーバーにインストールされているエージェントのバージョン。
ハイパーバイザー: サーバーが稼働しているハイパーバイザーです。
このビューは、[タスク] > [監視の設定] をクリックして、カスタマイズできます。異なるパフォーマンスカウンターとその値を表示するためにどの色を使用するかを指定できるダイアログが開きます。
コンポーネント上でのタスクの実行
[サイト情報] タブに表示されているコンポーネント上で多数のタスクを実行できます。これらのタスクについて、以下に説明します。
コンポーネントを構成するには、次のいずれかを実行します。
[サイト] ノードが中央ペインで選択されているときに、右ペインでコンポーネントを右クリックし、[エディターに表示] を選択します。
中央ペインでコンポーネントカテゴリー(例: RD セッションホスト、プロバイダー)を選択します。
コンピューター管理ツールを使用するには、コンポーネント(サーバー)を右クリックし、[ツール] をクリックして目的のツールを選択します。ツールの詳しい説明については、「コンピューター管理ツール」を参照してください。
サイトデザイナーの使用
中央で [サイト] ノードを選択し、右ペインで [デザイナー] タブをクリックします。タブにサイトのインフラストラクチャが視覚的に表示されます。必要に応じて、上部にあるアイコンを使用して、図にコンポーネントを追加します。図にコンポーネントを追加すると、実際にサイトに追加されることに注意してください。対応エディターでコンポーネントを表示して構成するには、そのコンポーネントをダブルクリックします。
複数の管理者が RAS Console を使用して同じファームを管理している場合、RAS Console のアイドルセッションをいつ切断するかを構成できます。デフォルトでは、管理者がコンソールを開いてファームに接続した後にログオフせず立ち去った場合、セッションが無期限にアクティブなままになり、カテゴリのいくつかがロックされて他の管理者が接続できなくなる可能性があります。この状況を変えるために、アイドルセッションの切断までの(カテゴリがロック解除される)時間を指定できます。
アイドルなセッションを構成するには、次の手順を実行します。
RAS Console で [管理] > [設定] に移動します。
[その他] セクション(一番下)を見つけ、[RAS Console のアイドルセッションをリセットするまでの時間] ドロップダウンリストで目的の期間を選択します。
セッションが指定された期間の近くまでアイドルな状態のままである場合、管理者(セッション所有者)は、セッションが切断される数分前に通知されます。管理者が接続状態の維持を選択した場合は、期間がリセットされます。管理者が何もしない場合、期間終了時にセッションが切断されます。
Parallels RAS ファームは、集中管理機能を目的としたオブジェクトの論理グループです。ファーム構成の情報は単一のデータベースに保存され、ファームを構成するすべてのオブジェクトに関する情報がそこに保存されます。サイトは、ファーム階層内での次のレベルのグループです。接続やリモートアプリケーションサービスを提供する、サーバーやその他のオブジェクトが含まれます。
Parallels RAS では複数の管理者を設定できます。少なくとも 1 名の管理者(root 管理者と呼ばれます)が常に存在する必要があります。他の管理者には、以下の役割を割り当てることができます。
root 管理者。Parallels RAS ファームを管理するためのフル権限が付与されています。
上級管理者。デフォルトでほとんどの権限を付与されていますが、特定のサイトやカテゴリーを管理するために制限された権限を付与するように構成することもできます。
カスタム管理者。デフォルトでは権限が付与されていません。Parallels RAS ファームの特定のエリアまたはオブジェクトに表示や修正を行う具体的な権限を付与できます。
続いて、管理者アカウントを作成し、管理する方法について説明します。
RAS 管理者の権限を設定するには、次の手順を実行します。
RAS Console で [管理] > [アカウント] に移動します。
リストで管理者を選択し、[タスク] > [プロパティ] をクリックします。
[管理者のプロパティ] ダイアログで [許可の変更] ボタンをクリックします。[権限] フィールドで選択されている内容に応じて、次のようになります。
root 管理者: root 管理者にはフル権限が常に付与されているため、[権限の変更] ボタンが無効になります。
上級管理者: [アカウントの権限] ダイアログが開きます。左側のペインで、管理者に権限を付与する 1 つまたは複数のサイトを選択します。右のペインで、特定の権限を選択します。詳細については、以下の**「上級管理者の権限」**サブセクションを参照してください。
カスタム管理者。別の [アカウントの権限] ダイアログが開かれます。このダイアログでは、カスタム権限を設定できます。上級管理者の役割(上記参照)とは異なり、このオプションでは RAS Console のカテゴリ全体または特定エリアやオブジェクトに対して権限(表示、変更、追加など)を付与できます。あるカテゴリやタブの表示権限がカスタム管理者に付与されていなければ、それらのカテゴリやタブは RAS Console に表示されません。カスタム管理者の役割を使用することで、権限を 1 つ以上の特定のタスクに限定できます。詳細については、以下の**「カスタム管理者の権限」**を参照してください。
次の権限を上級管理者に設定できます。
サイト情報の表示を許可: 管理者がサイト情報を表示できるかどうか。
サイトの変更を許可: 次のカテゴリーを変更する権限: [サイト]、[ロードバランス]、[ユニバーサルプリント]、[ユニバーサルスキャン]****[サイト情報へのアクセスを許可] オプションがクリアされている場合、このオプションは無効です。
セッション管理を許可: 実行中のセッションを管理する権限。[サイト情報へのアクセスを許可] オプションがクリアされている場合、このオプションは無効です。
公開の変更を許可: [公開] カテゴリーを変更する権限。
接続の変更を許可: [接続] カテゴリーを変更する権限。
RAS レポート作成機能の表示を許可: RAS レポート作成機能により生成されるレポートを表示する権限。
クライアント管理の変更を許可: [デバイスマネージャー] カテゴリーを変更する権限。
[グローバル権限] エリアで、以下を設定します。
ポリシーの表示を許可: 管理者に [ポリシー] カテゴリーを表示する許可を与えるかどうか。
ポリシーの変更を許可: 管理者に [ポリシー] カテゴリーを変更する許可を与えるかどうか。
カスタム管理者の権限を設定するには、root 管理者または [サイトの変更を許可] 権限が付与されている上級管理者である必要があります。
このタイプの管理者を最初に作成する際、管理者には権限は全くありません。権限を追加するには、左側のペインでサイトを選択してから、[権限の変更] ボタンをクリックします。[アカウントの権限] ダイアログが開きます。ダイアログの左側のペインで、権限の種類を選択します。
権限の種類は次の通りです。
RD セッションホストグループ: [ファーム] > **[RD セッションホスト]**の [グループ] タブ。
注: Parallels RAS 19 以降、サーバー単位の RDSH 権限は非推奨となりました。手動でグループ単位の権限に置き換える必要があります。以前のバージョンから Parallels RAS 19 以降にアップグレードする場合、アップグレード中にプロセスを支援するダイアログが表示されます。
セッションを AD グループごとに管理: カスタム管理者と同じ AD グループに属するユーザーのユーザーセッションを管理する権限。
注: Parallels RAS により、利用可能なすべての AD グループが確認され、カスタム管理者を含むグループが特定されます。特定の AD グループを確認したくない場合は、[アカウントの許可] ウィンドウの左下にある [AD グループを除外] ボタンをクリックして、検索から除外することができます。
リモート PC: [ファーム] > [リモート PC] ビュー。
Secure Gateway: [ファーム] > [Secure Gateway] ビュー。
Connection Broker: [ファーム] > [Connection Broker]
HALB: [ファーム] > [HALB] ビュー。
テーマ: [ファーム] > [テーマ] ビュー。
公開: [公開] カテゴリー内の個別フォルダーの権限。
接続: [接続] カテゴリー全体。
デバイスマネージャー: [デバイスマネージャー] カテゴリー全体。
証明書: [ファーム] > [証明書] ビュー。
アプリケーションパッケージ: [ファーム] > [アプリケーションパッケージ] ビュー。
グローバルアクセス許可を変更するには、左側のペインで特定のサイトではなく [グローバル] を選択してから、[権限の変更] ボタンをクリックします。
グローバルアクセス許可の種類は次の通りです。
モニタリング: モニタリングカテゴリー。
レポート: レポートカテゴリー。
ライセンス: ライセンスカテゴリー。
権限の種類を選択した後に、実際の権限を右のペインで設定できます。権限の種類に応じ、権限のセットが異なる場合があります。利用可能なすべての権限を以下のリストに示します。
表示: 表示のみ。
変更: 表示と変更。
追加: 新規オブジェクト(サーバーなど)の表示、変更、追加。
削除: オブジェクトの表示、変更、削除。
コントロール: オブジェクトの表示、コントロール。この権限は、[タスク] > [コントロール] メニューを(利用可能な場合に)有効にします。このメニューには、ログオンの有効化/無効化、保留中の再起動のキャンセル、RDS 役割のインストール、再起動、ならびにいくつかの他のオプションがあります。またこれにより、電源関連の処理(利用可能な場合は起動、停止など)も有効になります。
セッションの管理: 表示とセッションの管理。
選択した権限の種類に個別のオブジェクトがある場合、右のペインの下部には、個別のオブジェクト(サーバーなど)が一覧表示されます。ここでは、特定のオブジェクトに対して個別の権限を設定できます(タブ全体ではなくインスタンスが対象となります。そうでないとすべての利用可能なオブジェクトが含まれてしまいます)。
右のペインの上部にある [グローバル権限] オプションを利用すると、選択された権限の種類に対して全オブジェクトのすべての権限を有効にできます。
root 管理者(あるいは適切な権限のある上級管理者)として、既存の管理者アカウントの権限を別の既存のアカウントに適用(複製)できます。このようにして、1 つのアカウントに対して権限を構成し、必要とするすべての他のアカウントに同じ構成をすばやく適用できます。
権限を複製するには、複製元の管理者アカウントを選択して、[タスク] > [権限の複製] をクリックします。開いたダイアログで、複製先のアカウントを選択して(複数アカウントも可能)、[OK] をクリックします。
上級管理者がいくつかの権限をカスタム管理者に付与する必要が生じる場合があります。これは、権限を変更しても実行できません。上級管理者が管理者アカウントを直接管理できないためです。代替手段として、特定のサイトについて、権限の一部を選択したカスタム管理者に委任することができます。
たとえば、上級管理者の側からカスタム管理者による特定の RD セッションホストの管理を可能にしたい場合、上級管理者は RAS Console から目的のホストを選択して、[タスク] > [権限を委任] をクリックします。これにより、カスタム管理者を選択した上で、どの権限(表示、変更など)をその管理者に割り当てるべきかを管理者が指定できるダイアログが開きます。[タスク] > [権限を委任] メニューオプションは多くのオブジェクトに対して利用できます。プロバイダー、ホストプール(デスクトップ)、他のいくつかのオブジェクトなどです。オブジェクトでメニューが無効になっている場合、そのタイプのオブジェクトではその機能が利用できないことを意味しています。
Parallels カスタマーエクスペリエンスプログラムは、Parallels RAS の品質と信頼性の向上に役立てられます。プログラムの参加に同意された場合、ユーザーの Parallels RAS の使用状況に関する情報が収集されます。氏名、住所、電話番号、キーボードの入力内容などの個人情報は収集されません。
プログラムに参加するには、次の手順を実行します。
RAS コンソールで [管理] カテゴリーを選択します。
右ペインで、[設定] タブをクリックします。
[カスタマエクスペリエンスプログラムに参加する] オプションを選択します。
プログラムに参加すると、CEP は、ユーザーが Parallels RAS をどのように使用しているかについて、情報の収集を開始します。皆様から収集した情報は十分に分析され、Parallels RAS の向上に役立てられます。
組織内に複数の Parallels RAS ファームがある場合でも、同じ Parallels RAS Console インスタンスを使用して管理できます。Parallels RAS Console は、デフォルトでは他の Parallels RAS コンポーネントをインストールしたのと同じサーバーにインストールされますが、ネットワークの任意のコンピューターにインストールできます。
Parallels RAS Console を初めて開くときには、ログオンダイアログが表示され、以下の項目を指定する必要があります。
ファーム: 接続先の Parallels RAS ファーム。RAS Connection Broker がインストールされているサーバーの FQDN または IP アドレスを入力します。
RAS Console をインストールするときに Parallels Single Sign-On コンポーネントをインストールしている場合、[認証タイプ] フィールドが表示され、そこから資格情報を使用してログオンするか、 SSO を使用してログオンするかを選択できます。インストール後に再起動し、SSO を選択する場合は、[Single Sign-On] を選択し、[接続] をクリックします。RAS ファームへのログインには、Windows 資格情報が使用されます。[資格情報] を選択する場合は、下記のように資格情報を入力します。
ユーザー名: Parallels RAS がインストールされているサーバーでの管理権限があるユーザーアカウント(通常はドメインまたはローカル管理者)。アカウント名は UPN 形式(例: administrator@domain.com)で指定する必要があります。指定したユーザーは自動的に完全なアクセス権がある Parallels RAS 管理者として構成されます。
パスワード: 指定したユーザーアカウントのパスワードです。
[認証情報を記憶する] オプションを選択した場合、次に Parallels RAS Console を起動したときにはこのダイアログは表示されません。
接続プロパティを入力した後に、[接続] をクリックして、ファームに接続し、RAS Console を開きます。
初回の接続時には、[接続を編集] ボタンを押しても情報が表示されません(これは既存のファームの接続を編集するときに使用します)。このタイミングではこのボタンを無視できます。このボタンの使用方法については、本セクションの終わり近くで触れます。
別の Parallels RAS ファームに接続する場合、Parallels RAS Console からいったんログオフし、ログオンダイアログを再度表示する必要があります。このためには、次の操作を実行します。
Parallels RAS Console の右上隅に表示されている自分のユーザー名の隣にある矢印アイコンをクリックし、コンテキストメニューで [ログオフ] を選択します。
コンソールが閉じられ、RAS ログオンダイアログが開かれます。ダイアログには、現在のファームの接続プロパティが入力されます。
別のファームに接続するには、他のファームが存在するサーバーの FQDN または IP アドレスを入力します。ここでも、そのサーバーに RAS Connection Broker がインストールされている必要があります。
ユーザー名とパスワードを指定して、[接続] をクリックします。指定した接続プロパティを使用して、Parallels RAS Console がファームに接続されます。
同じ Parallels RAS Console インスタンスから複数のファームに接続した後、次のようにしてそれらのファームを簡単に切り替えられます。
Parallels RAS Console の左上隅(現在のサイト名が表示されているメインアプリケーションメニューの右下)で、[場所] ドロップダウンリストをクリックします。
ドロップダウンリストの下部には、過去に少なくとも 1 回接続したことのあるファームの名前が表示されます(上部には、現在のファームのサイト名が表示されます)。目的のファーム名をクリックして接続します。
ファーム名をクリックすると、コンソールが瞬時に閉じられ、選択したファームに接続した状態で再度開かれます。
ファームは、コンソールからログオフし、希望のファームを RAS ログオンダイアログの [ファーム] ドロップダウンリストから選択することでも切り替えられます。別の方法として紹介しておきますが、前述の方法のほうが便利です。
本セクションの始めで説明したように、RAS ログオンダイアログには [接続を編集] ボタンがあります。これをクリックすると、[Parallels RAS ファームの管理] ダイアログが開きます。
ダイアログ左側の [ファームの接続] ペインに、過去に少なくとも 1 回接続したことのある Parallels RAS ファームが一覧表示されます。すでに必要のない接続がある場合、その接続を選択し、一番上の [-] アイコンをクリックすれば削除できます。接続が削除されると、RAS ログオンダイアログや Parallels RAS Console([場所] ドロップダウンリスト)に表示されなくなります。
ダイアログ右側の [Connection Broker] ペインに、選択されたファームの接続に対応する RAS Connection Broker が一覧表示されます。デフォルトでは、プライマリ Connection Broker がリストに表示されますが、必要に応じて Connection Broker をさらに追加できます。ファームに接続する際、Parallels RAS Console は最初にプライマリ Connection Broker を試行します。接続が確立できない場合、Parallels RAS Console は [Connection Broker] ペインに一覧表示されている順番で他の Connection Broker を試行します。リストに Connection Broker を追加するには、[+] アイコンをクリックしてから、サーバーの FQDN または IP アドレスを指定します。
Windows コマンドプロンプトを使用してファームに接続することができます。これは、特定のファームに自動的に接続したい場合に有効な機能です。
Windows コマンドプロンプトを使用してファームに接続するには、次の手順を実行します。
2xConsole.exe があるフォルダーに移動します。
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。2xconsole.exe <arguments>
。指定できる引数は次の通りです。
フレンドリーネームのない新しいファームを作成し、認証情報を保存します。
2xconsole.exe -s 10.124.4.113 -u administrator@prls.dev -p password -savecreds
IP を使用して、以前に作成したファームに接続します。
2xconsole.exe -s 10.124.4.113
フレンドリーネームを含む新しいファームを作成し、認証情報を保存します。
2xconsole.exe -f myfarm -s 10.124.5.123 -u administrator@prls.dev -p password -savecreds
フレンドリーネームを使用して、以前に作成したファームに接続します。
2xconsole.exe -f myfarm
あるサイトに構成したサイト固有の設定を、ファーム内にあるその他のすべてのサイトに複製できます。他のサイトに複製可能な設定の詳細については、以下の表を参照してください。
サイト設定を他のすべてのサイトに複製するには、[ファーム] > <サイト> > [設定] を選択してから、([監査] タブの下部にある)[設定を複製する] オプションを選択します。ファーム内にサイトが 1 つしかない場合、このオプションは無効になります。
複製されたサイト設定の上書き
複製設定を有効または無効にする権限を持つ管理者が特定の設定を変更すると、その設定は他のすべてのサイトに複製されます。特定のサイトへのアクセス権のみを持つ管理者が、複製されたサイト設定を変更すると、複製された設定は上書きされ、[設定を複製する] オプションが自動的にオフになります。そのため、その設定は他のサイトに複製されなくなります。
既存の管理者アカウントを表示するには、RAS Console で [管理者] カテゴリーを選択します。[アカウント] タブには既存のアカウントとそのプロパティが一覧表示されます。このプロパティには以下が含まれます。
グループまたはユーザー名: アカウント名。ユーザー名またはグループ名が使用できます。
タイプ: アカウントの種類。低い、普通、良い、最高品質**[ユーザー]、[グループ]、[グループユーザー]** のいずれかです。[ユーザー] と [グループ] は名称自体が説明になっています。[グループユーザー] は、グループのメンバーシップを介して Parallels RAS の管理者権限を受けるユーザーです。Parallels RAS 管理者のリストに最初にグループを追加するとき、そのメンバーは [アカウント] タブに表示されません。グループのメンバーが Parallels RAS にログインするとすぐ、[グループユーザー] というアカウント名で管理者のリストに追加され、その状態が維持されます。グループ権限外で個々にこのようなアカウントの Parallels RAS 権限を変更することはできません。
権限: 管理者に割り当てられているセキュリティの役割。
メール: メールアドレス。
携帯電話: 携帯電話の番号。
グループ: グループ名。この列にはグループユーザーの値のみが入ります(上記の [タイプ] 列の説明を参照してください)。
最終変更者: Parallels RAS で最後にこのアカウントを変更したユーザーの名前。
変更日時: 最終アカウント変更日。
作成者: Parallels RAS でこのアカウントを作成したユーザーの名前。
作成日時: このアカウントが Parallels RAS に追加された日付。
ID: Parallels RAS の内部 ID。
アカウントの変更
アカウントを変更するには、次の手順を実行します。
アカウントを右クリックし、コンテキストメニューで [プロパティ] を選択します。
[管理者のプロパティ] ダイアログを使用して、必要な情報を変更します。詳細については、を参照してください。
ロックされたオブジェクトの処理
管理者がオブジェクト([RD セッションホストプロパティ] ダイアログのタブなど)を操作しているとき、そのオブジェクトは他のすべての管理者に対してロックされます。従って、他の管理者がロックされているオブジェクトにアクセスしようとすると、オブジェクトがロックされていることを通知するエラーメッセージが表示され、アクセスが拒否されます。
root 管理者(上級管理者やカスタム管理者ではありません)は、次の手順によりオブジェクトのロックを解除できます。
[管理] > [アカウント] タブで [タスク] ドロップダウンリストをクリックし、[セッションを表示] を選択します。
[セッション] ダイアログで、オブジェクトをロックしている管理者を選択し、[メッセージを送信] アイコン(上部)をクリックします。
管理者が応答せず、オブジェクトのロックが解除されない場合、[ログオフ] をクリックしてログオフし、カテゴリーのロックを解除するオプションがあります。
管理者アカウントを Parallels RAS ファームに追加するには、次の操作を実行します。
RAS Console で [管理] > [アカウント] に移動します。
[タスク] ドロップダウンリストをクリックし、[追加] を選択します(または [+] アイコンをクリックします)。
[アカウントのプロパティ] ダイアログが開きます。
[名前] フィールドの横にある [...] ボタンをクリックします。[ユーザーまたはグループを選択] ダイアログで、ユーザーまたはグループを選択します。
メールアドレスと携帯電話番号を指定します。これらのフィールドはオプションで、[名前] フィールドで指定されたアカウントがグループである場合、無効にされています。
[権限」 ドロップダウンリストで、管理者に割り当てる役割を選択します。
root 管理者: 管理者にファームを管理するためのフル権限を付与します。
上級管理者: デフォルトで管理者にフル権限を付与しますが、必要に応じてそれらに制限を加えることもできます。特定の権限を付与または削除するには、[権限の変更] ボタンをクリックします。詳細については、を参照してください。
カスタム管理者。この役割にはデフォルトで権限が何も付与されておらず、RAS Console の特定のカテゴリー、エリア、オブジェクトに特化した権限を付与できます。詳細については、を参照してください。
[システム通知を受け取る手段] ドロップダウンリストで、[メール] を選択して、すべてのシステム通知を指定のメールアドレスに送信するか、[なし] を選択して、このアカウントのメールのシステム通知を無効にします。
[OK] をクリックして、ファームに新しい管理者アカウントを追加します。
管理者アカウントの変更
アカウントを変更するには、リストからアカウントを選択し、[タスク] > [プロパティ] をクリックします。これにより、[アカウントプロパティ] ダイアログが開きます。ここでアカウント情報を変更できます。
アカウントを有効または無効にするには、[アカウントプロパティ] ダイアログの上部にある [アカウントを有効化] オプションを選択するか、オフにします。
引数 | 記述 |
---|
カテゴリー
セクション
オプション
ファーム
VDI > テンプレート
準備に失敗したホストプールの自動削除タイムアウト
ファーム
[VDI] > [デスクトップ]
自動削除タイムアウト
ファーム
[設定] > [監査]
すべての設定
ファーム
[設定] > [グローバルロギング]
ログ設定
ファーム
[設定] > [URL リダイレクト]
すべての設定
ロードバランス
ロードバランス
すべての設定
ロードバランス
CPU の最適化
すべての設定
公開
アプリケーション
サイトのデフォルト値が複製されます。他の設定(例: 名前、説明、アイコン)はグローバルで、すべてのサイトに共通しています。
公開
ショートカット
すべての設定
公開
拡張
すべての設定
公開
ライセンス
すべての設定
公開
ディスプレイ
すべての設定
ユニバーサルプリント
ユニバーサルプリント
プリンターの名前変更
ユニバーサルプリント
プリンタードライバー
すべての設定
ユニバーサルプリント
フォントマネジメント
すべての設定
ユニバーサルスキャン
WIA
スキャナーの名前変更
ユニバーサルスキャン
TWAIN
スキャナーの名前変更
ユニバーサルスキャン
[TWAIN] > [TWAIN アプリケーション]
スキャンアプリケーション
接続
認証
すべての設定
接続
設定
すべての設定
接続
許可されたデバイス
すべての設定
レポート作成
レポートエンジン
レポートエンジンのタイプ
レポート作成
エンジン固有の設定
すべての設定
| ファーム接続のフレンドリーネーム。 |
| 接続先の Parallels RAS ファーム。RAS Connection Broker がインストールされているサーバーの FQDN または IP アドレスを入力します。 |
| ユーザー名。 |
| パスワード。 |
| 設定されると、認証情報はファーム情報と一緒に保存されます。 |
同じファームにログオンしている Parallels RAS 管理者は、組み込みのインスタントメッセンジャーを使用して互いに通信できます。
インスタントメッセンジャーを使用するには、次の手順を実行します。
RAS Console で [管理] カテゴリーを選択します。
ユーザー名(コンソール画面の右上隅)の横のドロップダウンリストを展開して、[チャット] をクリックします。
[Parallels Remote Application Server チャット] ウィンドウが開きます。
メッセージを送信するには、次の操作を実行します。
下部の入力パネルにメッセージテキストを入力します。
[ログオン済みの管理者] リストボックスで、個々の管理者にメッセージを送信するには特定の管理者を選択し、ログオンしているすべての管理者にメッセージを送信するには、[全て] を選択します。
[送信] をクリックします。
[メッセージ] パネルには、メッセージ履歴が表示されます。履歴を消去するには、[すべてクリア] をクリックします。
チャット履歴に(自分のメッセージだけでなく)すべての管理者間のメッセージをすべて表示することもできます。それには、コンソールで [管理] ノードを選択してから、[チャット履歴] タブを選択します。
ライセンスサイトは、ファームに別のサイトがある場合でも、常にオンラインであることが必要です。ライセンスサイトがオフラインになった場合、その他のサイトは引き続きサブスクリプションに含まれる個別ライセンスの最大数を 72 時間のみ使用できます。この間に、次のいずれかの手順を実行する必要があります。
ライセンスサイトを復元します。
別のサイトを昇格してファームのライセンスサイトにします(手順については以下を参照)。
ライセンスサイトが 48〜72 時間オフラインになってからオンラインに戻る動作が月に 3 回発生した場合、3 回目の後、Parallels RAS ライセンスキーを使用して再アクティベートするように求められます。
セカンダリサイトをファームのライセンスサイトに昇格させるには、次の手順を実行します。
RAS コンソールで [ファーム] > [ファーム] に移動します。
右ペインでサイトを選択し、[タスク] > [サイトをライセンスサイトとして設定する] をクリックします。
Parallels RAS ライセンスを使用して新しいライセンスサイトをアクティベートするように要求されます。指示に従って、サイトをアクティベートします。