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実行できる操作

Parallels Desktop を使用すると、以下の操作を行うことができます。

  • 再起動することなく、Windows アプリケーションと macOS アプリケーションを並べて開く

  • Mac アプリケーションと Windows アプリケーションの間で、テキストのコピーと貼り付けやファイルのドラッグ & ドロップを行う

  • Windows ゲームやその他の 3D アプリケーションを実行する

  • PC のすべてのデータを Mac に転送して使用する

  • Windows と Mac 間で、ファイル、デバイス、およびその他のリソースを簡単に共有する

  • Windows、Linux、macOS などさまざまなオペレーティングシステムをインストールし、同時に使用する

  • 事前に構成された仮想マシンをダウンロードして使用します。

  • その他多数

Parallels Desktop の各エディション

さまざまな Parallels Desktop のエディション間の違いについて詳しく知りたい場合は、以下のページをご覧ください。

Standard エディションと App Store エディションの違いについての包括的な概要は、こちらから確認できます。

Standard バージョンと比較した Pro バージョンのメリットの詳細については、こちらのリンクを参照してください。

Parallels Desktop へようこそ

もう、Mac と PC のどちらかを選択する必要はありません。Parallels Desktop では、Mac で Windows と macOS の両方を使えます。

このガイドでは、Parallels Desktop 19 for Mac を簡単に設定し、起動する方法を説明します。

Windows 11 virtual machine in Parallels Desktop for Mac

Windows アプリケーションを使用するように Mac を設定する

わずか数ステップの操作を実行するだけで、Mac で Windows アプリケーションを使用できるようになります。Mac で Windows アプリケーションを使用できるように設定するには、以下の手順に従います。

手順 1: Mac への Parallels Desktop のインストール

手順 2: 仮想マシンへの Windows のインストール

手順 3: Windows への Windows アプリケーションのインストール

これらの手順は、1 回のみ実行します。その後、いつでも Mac で Windows アプリケーションを開き、Mac アプリケーションのように使用できるようになります。

Parallels Desktop 19 の新機能

注: この章では、Parallels Desktop 19 for Mac の初回リリースで導入された主な変更点について、以前のメジャーバージョン(18.x 以前)と比較して説明します。マイナーバージョン(19.x)で導入されたその後のすべての変更と改善については、それぞれのリリースノートを参照してください。

Parallels Desktop のメジャーバージョン 19.0.0(ビルド 54570)には次の改良点が含まれています。

Parallels Desktop 19 for Mac のすべての Edition

macOS Sonoma 14 に対応

Parallels Desktop 19 は、Mac のプライマリ OS としてだけでなく仮想マシンとしても macOS Sonoma 14 をフルサポートしています。それで新しい OS が利用可能になった時点ですぐに Mac コンピューターをアップグレードできます。macOS Sonoma の具体的な改良点の詳細については、以下をご覧ください。

外観および使用感

  • 最新のデザインガイドラインを反映した新しいアプリアイコンが追加されました。

  • ダイアログとアラートのデザインが一新され、アプリケーションとのやり取りが容易になりました。

  • アーカイブ化またはパッケージ化された仮想マシンを開く前の確認ダイアログが追加されました。

  • スナップショットに戻す際の警告ダイアログに [再表示しない] チェックボックスが追加されました。

Mac で Windows を実行

  • Mac との統合: Mac の Touch ID を使って Windows 10/Windows 11 仮想マシンにログインする機能が利用できるようになりました。Windows アカウントの資格情報は macOS キーチェーンに安全に保管され、Touch ID で保護されます。この資格情報は当該の Mac でのみ利用できます。

  • グラフィック: Windows でバージョン 4.1 までの OpenGL がサポートされ、ArcGIS CityEngine 2023、Vectorworks Vision 2023、VariCAD などを実行できるようになりました。この OpenGL バージョンでは、ArcGIS Pro ソフトウェアのパフォーマンスも向上しています。

  • 印刷: macOS Sonoma 上の Parallels Desktop 19 を使用して Windows から印刷する際に、IPP(Internet Printing Protocol)が使用されるようになり、ハードウェアがサポートする機能との互換性が向上しました。

  • キーボード: Microsoft Edge で Command + W を使用すると、アプリケーションを終了するのではなくタブが閉じられるようになりました。

Linux

  • Ubuntu 22.04.2、Fedora 38、Debian 12、CentOS 9 など、最新の Linux ディストリビューションがサポートされました。

  • Apple Silicon を搭載した Mac コンピューターに、Arm 版の CentOS 9 Stream をインストールして実行できるようになりました。

macOS (仮想マシンとして)

  • Apple Silicon 上で macOS 仮想マシンを一時停止およびレジュームする機能が追加されました。

  • macOS Ventura 13 以降で動作する Apple Silicon Mac 上で、IPSW イメージを使用し「新規作成」ダイアログを介して macOS 仮想マシンをインストールする機能が追加されました。

  • macOS Ventura 13 以降では、「スクロール & ズーム」のマルチタッチジェスチャーのサポートが追加されました。

  • macOS Sonoma 14 以降では、仮想マシンのウィンドウサイズに基づいた動的な仮想マシン解像度調整がサポートされています。

Parallels Desktop 19 for Mac Pro Edition のみ

HashiCorp Packer との互換性が向上しました

  • Parallels Packer Plugin および Parallels Desktop で、Parallels SDK および Python が必要とされることはなくなりました。

  • macOS 上の Apple Silicon 仮想マシンで Packer を使用する機能が追加されました。

  • Parallels 仮想マシンで使用するための一連のサンプル Packer テンプレートが含まれています:

Apple Silicon 上の Linux: x86_64 エミュレーション

  • 「新規作成」ダイアログに、x86_64 コンテナーやアプリケーションを実行するために設定された、ダウンロード可能な Ubuntu アプライアンスが追加されました。注: Ubuntu のスナップアプリケーションはサポートされていません。

  • CPU とメモリの設定に x86_64 エミュレーションを有効にするオプションが追加され、Apple Silicon マシン上の Linux 仮想マシンで利用できるようになりました。このオプションは Apple Rosetta 2 によって有効化され、開発者が x86 Docker コンテナーや MS SQL Server を実行できるようになります。注: Linux 内での追加の構成が必要です。すぐに使用するには、インストールアシスタントメニューから、事前構成された Ubuntu Linux 仮想マシンをダウンロードします。

Parallels Desktop 向けの Visual Studio Code 拡張機能

  • 新しい Parallels Desktop には Visual Studio Code が追加され、これまで以上に柔軟な方法で Parallels 仮想マシンと Vagrant ボックスを作成、グループ化、管理できるようになりました。

  • Visual Studio Code 拡張機能内からコンテナーを迅速に管理できます。コンテナーが実行中であれば、マシンにログインしなくてもコンテナーの起動/停止/再起動が実行できます。

ネットワーク

  • Apple Silicon 上の macOS 仮想マシンでポートフォワーディングを使用できるようになりました(ホスト OS として macOS Sonoma 14 が必要)。Parallels Desktop の [システム環境設定] -> [ネットワーク] からポートフォワーディングルールを構成します。

コマンドライン

  • prlctl コマンドラインツールを使用してキーボードキーイベント(プレス/リリース)を送信できる機能が追加されました(例: $ prlctl send-key-event <VM ID> -k,--key <key> | -s,--scancode <scancode> [-e,--event <press|release>] [-d,--delay <msec>])。

Parallels Desktop を使用するソフトウェア開発者や IT プロフェッショナルは、Parallels Desktop に参加して、これらの改良点に関するフィードバックを共有したり、機能の提案について議論したり、同じ分野に興味を持つユーザーとの交流を楽しんだりできます。

Parallels Desktop 19 for Mac Business Edition のみ

  • Windows 仮想マシンを Windows 管理ソリューション(例: Intune)に登録する機能がサポートされました:

    • Parallels Deployment パッケージの使用(改良)。

    • Parallels My Account の構成プロファイルを使用して Windows 仮想マシンをプロビジョニング(サポート追加)。

    • パッケージ化された Windows 仮想マシンを使用し、ファイルとして共有(サポート追加)。

Parallels Desktop 19 で削除された機能:

Parallels カスタマーエクスペリエンスプログラムに参加しているユーザーの統計によれば、製品機能の中には、ほとんどまたはまったく使用されていないものもあります。当社は、これらの機能のサポートを停止するか、または Parallels Desktop から削除して、より頻繁に使用される機能の強化に専念することにしました。

  • macOS 10.14、10.15、および 11 では、プライマリ OS として Parallels Desktop 19 を実行することができません。ユーザーは、これらの macOS システム上で以前のバージョンの Parallels Desktop を引き続き使用することができ、Parallels Desktop 19 のライセンスキーでアクティベートすることもできます。

  • Intel プロセッサーを搭載した Mac コンピューターでは、以前の Windows OS バージョン(2000、XP、Vista、8、8.1)がサポート対象から除外されました。ユーザーは、これらの OS をインストールしたり使用したりできますが、メンテナンスは終了しています。Parallels は最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

  • [Print to PDF(Mac Desktop)] 印刷オプションは使用できなくなりました。Microsoft の [Print to PDF] を使用してください。

  • Intel プロセッサーを搭載した Mac コンピューターでは、[PC から Windows を移行] オプションは使用できなくなりました。Apple 移行アシスタントを使用してデータを移行し、新しい Windows 仮想マシンに Windows アプリケーションを手動で再インストールします。

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© 2023 Parallels International GmbH.All rights reserved.Parallels および Parallels ロゴは、カナダ、米国および/またはその他の国における、Parallels International GmbH の商標または登録商標です。

Apple、Mac、および macOS は、Apple Inc. の登録商標です。

その他のすべての社名、製品名、サービス名、ロゴ、ブランド、またすべての登録商標または未登録商標は、識別の目的でのみ使用されているものであり、それぞれの所有者の独占的な財産となります。サードパーティに関わるブランド、名称、ロゴ、その他の情報、画像、資料の使用は、それらを推奨することを意味するものではありません。当社は、これらサードパーティに関わる情報、画像、素材、マーク、および他社の名称について所有権を主張するものではありません。特許に関するすべての通知と情報については、https://www.parallels.com/about/legal をご覧ください。

その他の OS

重要: このガイドでは、Parallels Desktop を Windows で使用することを中心に説明します。

Parallels Desktop for Mac を使用すると、さまざまな種類の Linux や Unix、macOS サーバー、Windows 11、旧バージョンの Windows など、さまざまな OS を Mac で実行できます。

注: Parallels Desktop App Store エディションは、macOS 仮想マシンの実行をサポートしていません。スタンダードエディションと App Store エディションの違いについては、こちらのを参照してください。

その他の OS の実行に関する情報の探し方

Parallels Desktop を使用し、Mac でその他の種類の OS を実行する方法について詳しくは、に記載のリソースを確認してください。 さらに、明確には記していませんが、本書で紹介した多くの手順は Windows 以外の対応オペレーティングシステムにも適用されます。また、その他の OS に関する重要な手順は、「」のセクションに記載されています。

Apple Silicon を搭載した Mac コンピューター向けに、macOS 仮想マシンを使用して Parallels Desktop を展開する機能がサポートされました。

  • [更新をチェック] ドロップダウンメニューと確認頻度セレクターは利用できなくなりました。自動チェックが有効になっている場合、Parallels Desktop の実行中、1 日に 1 回更新がチェックされます。

  • https://github.com/Parallels/packer-examples/
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