RAS 登録サーバーの高可用性

高可用性のために、各サイトに複数の登録サーバー(ES)を追加できます。有効になっている確認済みのすべての ES がアクティブ/アクティブモードで使用されます。ユーザーのログオン時には、ワークロード VM(RD セッションホストや VDI など)からの要求が、使用可能な ES の間で均等に分散されます。1 つの ES で障害が発生すると、次に使用可能な ES が選択され、SAML SSO 認証プロセスが続行されます。複数の ES の手動展開が必要な場合は特に、同じサイトにあるすべての ES が同じ登録キーを共有することを覚えておいてください。その登録キーは、「RAS 登録サーバーの構成」セクションで説明されているパスに配置する必要があります。

注: 複数の ES が共通の証明書リポジトリストアを共有することはありません。ES ごとにすべての証明書が分離されています。従って、複数の ES がある場合は、同じユーザーでも、ES ごとに別々の証明書を使用することが可能になります。

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