Windows に割り当てるメモリ容量の設定
Parallels Desktop は、使用可能な Mac の RAM メモリを Windows に一定量割り当てて、残りを macOS に割り当てるように設定されています。Windows に割り当てられるメモリが多すぎると、macOS の動作が遅くなります。そうすると、Windows アプリケーションは macOS 上で実行されているため、結果的に Windows アプリケーションの動作が遅くなる可能性があります。一方、macOS に割り当てられるメモリが多すぎると、macOS アプリケーションは正常に動作するかもしれませんが、Windows アプリケーションの動作が遅くなる可能性があります。
Windows と macOS の両方のパフォーマンスを最適化するには、Windows に割り当てるメモリを推奨範囲内に設定します。
Windows に割り当てるメモリ容量を設定するには、以下の操作を実行します。
Windows をシャットダウンします。
[処理] > [構成] > [ハードウェア] > [CPU とメモリ] の順に選択します。
メモリスライダーを推奨範囲内に移動します。範囲はスライダーの下のグラフィックで表示されます(上記参照)。
3D またはビデオ作成アプリケーションなど大量のメモリを必要とする Windows アプリケーションを使用する場合は、推奨範囲内の上限値に設定するのが最適です(スライダーを右に移動します)。そうでない場合は、中間に近い値に設定すれば通常は問題ありません。
注: Mac に搭載しているメモリ(RAM)の量がどれだけ増えても、Windows に割り当て可能な最大メモリは 8 GB です。ただし、Parallels Desktop for Mac Pro Edition を使用している場合、Windows に割り当て可能な最大メモリは、Intel Mac の場合は 128 GB、Apple Silicon Mac の場合は 62 GB です。
この設定を変更しても Windows のパフォーマンスに満足できない場合は、別の設定をお試しください。
注: 仮想マシン構成を未承認の変更から保護する場合は、ウィンドウの下部の [カギ] アイコンをクリックします。次に仮想マシン構成のいずれかのペインで設定を変更する場合は、管理者のパスワードを要求されます。
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