Gateway
[Secure Gateway] カテゴリーを使用して、RAS Secure Gateway で構成済みのデフォルトのユーザーポータル設定を上書きできます。従来型の Parallels RAS Farm を実行していて、サイトで単一のテーマを利用している場合、通常ゲートウェイ設定を上書きすることはできません。設定を上書きする必要があるのは、次のような場合です。
異なるユーザーグループ向けに複数のテーマを使用していて、アプリケーション起動方法の条件と制限に応じ、別個のテーマを動作させたい場合。
テナントブローカーで RAS Secure Gateway が実行されており、個別のファームであるテナントによって共有されている、RAS の複数のテナントアーキテクチャを使用している場合。この種類の展開のテーマは、テナントレベルで定義されます。それで各テナントの Web Client の外観および使用感は、それぞれ独自のものになります。ゲートウェイはテナントによって共有されるため、テナントのテーマレベルの設定は、論理的に構成されます。これが [Secure Gateway] カテゴリーで実行可能な操作です。テナントブローカーおよびテナントの詳細な説明については、「RAS マルチテナントアーキテクチャ」の章を参照してください。
RAS Secure Gateway の設定を上書きするには、[テーマの Secure Gateway 設定を上書き] オプションを選択して、任意の設定を指定します。これらの設定を構成する方法の詳細については、「Web Client の構成」を参照してください。