セカンダリ Connection Broker の管理
セカンダリ Connection Broker を有効または無効にする
サイトでセカンダリ Connection Broker を有効または無効にするには、[Connection Broker] リストから目的の Agent を選択し、行の先頭にあるチェックボックスを選択またはクリアします。
セカンダリ Connection Broker の優先順位の変更
各セカンダリ Connection Broker には優先順位が与えられます。優先順位を変更するには、セカンダリ Connection Broker を選択し、上向き矢印と下向き矢印のアイコン(または [タスク] > [ムーブアップ] または [ムーブダウン])を使用して、リストの中で上下に移動します。リスト内で上に配置されている Agent ほど、優先順位が高くなります。
セカンダリ Connection Broker をプライマリに昇格します
プライマリ Connection Broker を復元できない場合、次の手順に従って、セカンダリ Connection Broker をプライマリに昇格できます。
昇格する Connection Broker サーバーで RAS Console を開きます(必要なファイルは、サーバーがセカンダリ Connection Broker としてサイトに追加されたときに、すべて自動的にインストールされています)。
[ファーム] カテゴリーを選択し、[Connection Broker] ノードに移動します。
Connection Broker を選択し、[タスク] > [プライマリへの昇格] をクリックします。
プロセスが完了したら、[OK] をクリックします。
自動昇格を構成する
プライマリ Connection Broker がオフラインになった場合、セカンダリ Connection Broker を昇格してプライマリと交代させる必要があります。自動昇格機能は、指定された時間が経過すると、これを自動的に実行します。
デフォルトでは、自動昇格はオフになっています。有効にするには、次の操作を実行します。
RAS Console で、[ファーム] > <サイト> > [Connection Broker] に移動します。
右ペインで [自動昇格] タブを選択します。
[自動昇格を有効にする] オプションを選択し、次のセカンダリ Connection Broker がプライマリに昇格するまでの時間を指定します。時間は、15 分間〜72 時間の間で設定できます(デフォルト値は 30 分です)。
元の Connection Broker が再度オンラインになったらプライマリに戻す場合は、[フェイルバックを有効にする] オプションを選択します。ライセンスサイトではこれにより、フェイルバックが 72 時間以内に発生した場合のライセンスアクティベーションが不要になります。ライセンスアクティベーションカウントダウンは常に RAS Console に表示されているため、管理者は、元のプライマリ Connection Broker がこの時間内に回復するかどうかを確認できます。元のエージェントが 72 時間を過ぎてからオンラインに戻った場合(かつファームがすでに再アクティベートされている場合)、元の Agent がセカンダリ Connection Broker になります。
注: 自動昇格を有効にするには、サイトに最低 3 つのアクティブな Connection Broker が必要です。3 つ未満の場合、自動昇格は無視されます。
不良な WAN リンクで別々の場所に Connection Broker が分割されている 1 つのサイトの場合、自動昇格は無効にする必要があることにも注意してください。リモートに配置されている Connection Broker の間にリンクがない場合、3 つ目の Connection Broker がスプリットブレインを防止するために監視します。
自動昇格が実行されるとき、RAS 管理者は以下のイベントについてメールを介して通知を受け取ります。
セカンダリ Connection Broker がプライマリに昇格された。
セカンダリ Connection Broker の自動昇格が失敗した。
自動昇格フェイルバックが完了した。
セカンダリ Connection Broker を削除する
セカンダリ Connection Broker を削除するには、対象の Connection Broker をリストで選択し、[タスク] ドロップダウンリストで [削除] をクリックします。