Parallels RAS 20 Administrator's Guide
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  • はじめに
    • Parallels RAS リリース履歴
    • Parallels RAS について
    • このガイドについて
    • 新機能
    • このガイドで使用される用語と略語
  • Parallels RAS のインストール
    • システム要件
      • ハードウェア要件
      • ソフトウェア要件
      • Microsoft ライセンスの要件
    • Parallels RAS をインストール
    • Parallels RAS のログインとアクティベート
  • Parallels RAS の使用を開始する
    • Parallels RAS Console
    • 基本的な Parallels RAS ファームを設定する
      • RD セッションホストを追加
      • アプリケーションを公開
      • ユーザーを招待
      • Azure Virtual Desktop
      • まとめ
  • ファームとサイト
    • Parallels RAS ファームへの接続
    • サイトについて
    • RAS Console でのサイト
    • ファームへのサイトの追加
    • サイト設定の複製
    • ライセンスサイトの管理
    • 管理者アカウントの管理
      • 管理者アカウントの追加
      • 管理者アカウントの権限
      • 管理者アカウントの管理
      • RAS Console のアイドルセッションの構成
      • インスタントメッセージの使用
      • カスタマエクスペリエンスプログラムへの参加
  • RAS Connection Broker
    • RAS Connection Broker の構成
    • セカンダリ Connection Broker
    • セカンダリ Connection Broker の管理
    • コンピューター管理ツールの使用
  • RAS Secure Gateway
    • 概要
    • RAS Secure Gateway の追加
    • 手動による RAS Secure Gateway の追加
    • RAS Secure Gateway のステータスの確認
    • RAS Secure Gateway の構成
      • Secure Gateway の有効化および無効化
      • パブリックアドレスを設定
      • クライアント接続用の IP アドレスの設定
      • サイトのデフォルト値(Secure Gateway)
      • ゲートウェイモードと転送設定
      • ゲートウェイネットワークオプション
      • SSL/TLS 暗号化
        • SSL サーバー構成
      • ユーザーポータルを構成する
        • サイトのデフォルト値を使用
        • ユーザーポータルを有効化または無効化する
        • クライアントの設定
        • ネットワークロードバランサーへのアクセス
      • Wyse ThinOS のサポート
      • Secure Gateway のセキュリティ
      • ウェブリクエストのロードバランス
    • Secure Gateway のトンネリングポリシー
    • ログの構成
    • Secure Gateway のサマリとメトリクスの表示
    • コンピューター管理ツールの使用
  • RD セッションホスト
    • RD セッションホストタイプ
    • RD セッションホストを追加
      • 手動による Agent のインストール
    • テンプレートベースの RD セッションホストを追加
    • RD セッションホストの管理
      • RD セッションホストのグループ化と複製
        • ホストプール(RD セッションホスト)を追加
        • Agent のアップグレード(RD セッションホスト)
      • テンプレート(RD セッションホスト)の管理
        • RD セッションホストテンプレートを作成する
        • ホストプール(RD セッションホスト)へのテンプレートの割り当て
        • テンプレートに基づく RD セッションホストの管理
      • ホスト(RD セッションホスト)の管理
        • RD セッションホストの表示
        • RD セッションホスト Agent のステータスの確認
        • RD セッションホストサイトの割り当ての変更
        • RD セッションホストプロパティの表示と変更
          • デフォルト設定を使用する
          • 一般
          • Agent 設定
          • ユーザープロファイル
          • アプリケーションパッケージ
          • 最適化
          • デスクトップアクセス
          • RDP プリンター
        • ユーザープロファイル
          • ユーザープロファイルディスク
          • FSLogix
            • Parallels RAS で既存プロファイルの管理を構成する
            • FSLogix のウイルス対策の除外項目
        • 最適化
        • ドライブリダイレクトのキャッシュ
        • ログの構成
      • セッション(RD セッションホスト)の管理
      • スケジューラー(RD セッションホスト)の使用
        • RD セッションホストのドレインモードの例
        • テンプレートに基づく RD セッションホストのメンテナンス
    • 高可用性のためのプラン
    • ログオンの管理
    • コンピューター管理ツールの使用
    • RD セッションホストからの公開
    • 公開済みリソースの表示
  • 仮想デスクトップインフラ(VDI)
    • サポート対象のプロバイダー
    • プロバイダーの追加
      • RAS Provider Agent 情報
        • RAS Provider Agent のインストールオプション
      • ハイパーバイザープロバイダーの追加
      • クラウドプロバイダーの追加
        • Microsoft Azure
          • 概要と前提条件
          • Microsoft Entra ID アプリケーションの作成
          • Microsoft Azure をプロバイダーとして追加
          • Microsoft Azure とテンプレート
        • Amazon ウェブサービス
          • 概要と前提条件
          • 設計上の注意点
          • 手順 1: プログラムアクセス用の IAM ユーザーの作成
          • 手順 2: AWS をプロバイダーとして追加する
    • VDI の管理
      • プロバイダー(VDI)の管理
        • インストーラーを使用した RAS Provider Agent のインストール
        • RAS Provider Agent のステータスの確認
        • 複数のファームにおけるプロバイダーの使用
      • ホストプール(VDI)の管理
        • ホストプール(VDI)の追加
        • ホストプール(VDI)の削除
        • ホストプールメンバーの追加および削除
        • ワイルドカードの使用による VM のフィルタリング
        • プールでのホストの管理
        • Agent のアップグレード(VDI)
      • テンプレート(VDI)の管理
        • Virtual Desktop テンプレート
        • マルチプロバイダーのテンプレート配信
        • VM テンプレートの作成
          • 手順 1: Agent のチェックとインストール
          • 手順 2: テンプレートの構成
            • プロパティ
            • 配信
            • 詳細
            • 準備
            • 最適化
            • ライセンスキー
            • 概要
            • ホスト名
          • Parallels テストテンプレートウィザード
          • テンプレートプロパティの変更
        • ホストをテンプレートから作成する方法
        • 手動によるホストの追加
        • ホストプール(VDI)へのテンプレートの割り当て
        • テンプレートのメンテナンス
        • テンプレートのステータス
        • マルチプロバイダーのテンプレート配信の管理
        • テンプレートベースのホストの管理
      • ホスト(VDI)の管理
        • パーシスタントなホスト
        • 異なるサブネットで RAS Provider Agent とやり取りするホストの構成
      • セッション(VDI)の管理
      • スケジューラーの使用(VDI)
    • ログの構成
    • VDI の高可用性の実現
    • サイトのデフォルト値(VDI)
    • コンピューター管理ツールの使用
    • プロバイダー概要の表示
    • VDI のリモート PC プール
      • プロバイダーの追加
      • プロバイダーへのリモート PC の追加
      • プールへのリモート PC の追加
      • プール内のリモート PC の管理
      • パーシスタントリモート PC
      • RAS Guest Agent のインストールオプション
  • Azure Virtual Desktop
    • はじめに
    • 前提条件
    • Azure Virtual Desktop の展開
      • Azure Virtual Desktop の有効化とプロバイダーの追加
      • ワークスペースを追加
      • ホストプールを追加(Azure Virtual Desktop
    • Azure Virtual Desktop の管理
      • プロバイダー(Azure Virtual Desktop)の管理
      • ワークスペース(Azure Virtual Desktop)の管理
      • ホストプールを管理(Azure Virtual Desktop)
        • Agent のアップグレード(Azure Virtual Desktop)
      • テンプレート(Azure Virtual Desktop)の管理
        • テンプレートの作成
        • 既存のテンプレートの管理
        • ホストプール(Azure Virtual Desktop)へのテンプレートの割り当て
      • ホストを管理(Azure Virtual Desktop)
      • セッションを管理(Azure Virtual Desktop)
      • スケジューラーを使用する(Azure Virtual Desktop)
    • サイトのデフォルト値(Azure Virtual Desktop)
      • シングルセッションホストのためのサイトのデフォルト値
      • マルチセッションホストのためのサイトのデフォルト値
    • Parallels Client と Azure Virtual Desktop の併用
    • 展開の確認
  • リモート PC
    • 概要
    • ホストプール(リモート PC)の管理
    • ホスト(リモート PC)の管理
    • ファームへのリモート PC の追加
      • 管理者によるリモート PC 登録
      • セルフサービスのリモート PC 登録
    • リモート PC の構成
    • リモート PC のサマリの表示
    • コンピューター管理ツールの使用
  • 公開
    • 概要
    • デスクトップの公開
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    • ローカルアプリケーションの公開
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    • ネットワークフォルダーの公開
    • ドキュメントの公開
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    • フィルタールールの使用
    • 優先ルーティングを構成
    • セッション事前起動の理解
    • 有効なアクセスの確認
    • クライアント設定の指定
    • クイックキーパッド
  • セッション管理
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    • 証明書署名要求の生成(CSR)
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      • Let's Encrypt 証明書のリクエスト
      • Parallels RAS が Let's Encrypt に証明書を要求する方法
    • 証明書のインポート
    • 証明書のエクスポート
    • 証明書の Secure Gateway や HALB への割り当て
    • 証明書の監査
    • 証明書管理の権限
    • 旧バージョンの RAS からのアップグレード
  • 接続および認証の設定
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    • 多要素認証
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      • RADIUS の使用
        • 接続
        • 属性
        • 自動化
        • 詳細
        • Azure MFA の構成
        • Duo の構成
      • TOTP の使用
        • TOTP の構成
        • Google Authenticator を構成する
        • Microsoft Authenticator を構成する
      • メール OTP の構成
      • Deepnet DualShield の使用
        • サポートされているトークン
        • DualShield 5.6+ 認証プラットフォームの構成
        • DualShield 認証プラットフォームを使用するために Parallels RAS を構成する
        • RAS ファームへの接続
      • SafeNet の使用
        • SafeNet の構成
      • 多要素認証(多要素認証)ルールの構成
    • ドメインパスワードの変更許可
    • ユーザーがメールアドレスで RAS 接続を検出できるようにする
  • RAS のマルチテナントアーキテクチャ
    • 概要
    • アーキテクチャの説明
      • 実装の概要
      • ユーザー接続の流れ
    • テナントブローカーとテナントの展開
      • テナントブローカーの展開
      • テナントの展開
        • テナントをテナントブローカーに接続する方法
        • 秘密鍵による接続
        • 接続状況の確認
        • ネットワークの構成
        • パブリックドメインアドレスの割り当て
        • SSL 証明書の構成
        • 着信トラフィックのルーティングのセットアップ
      • ユーザー認証
      • テナントブローカーからの切断
    • テナントの管理
      • テナントの構成
      • テナントオブジェクトの削除
      • テナントコンソールの起動
    • 共有ゲートウェイ
    • サードパーティのネットワークロードバランサー
    • Web Client とテーマ
    • テナントの監視
    • テナントブローカーの互換性と更新
    • 旧バージョンの RAS からのアップグレード
    • 通知の構成
    • 通信ポート
  • SAML SSO 認証
    • はじめに
    • システム要件
    • SAML の基礎
    • SAML の構成
      • 前提条件
      • IdP 側の構成
      • SP 側の構成(RAS 側)
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      • 認証局テンプレートの構成
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        • スマートカードログオン証明書テンプレートの作成
      • RAS 登録サーバーの構成
      • RAS 登録サーバーの高可用性
      • SAML 統合の例とヒント
        • ユーザーアカウントの属性
        • Page
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    • RAS PowerShell API
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      • インストール
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      • 詳細情報
    • RAS Web Client API および Parallels Client の URL スキーム
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    • Parallels RAS の Microsoft ライセンスの要件
    • ポート参照
      • Parallels Client
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      • RAS Console
      • SSRS
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      • RAS ウェブ管理サービス(REST/管理ポータル)
      • RAS PowerShell
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      • RAS 登録サーバー
      • RAS RD セッションホスト Agent
      • RAS Guest Agent
      • RAS Remote PC Agent
      • テナントブローカー
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  1. はじめに

このガイドで使用される用語と略語

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注: Parallels RAS 19 以降、このセクションを含むすべての製品およびドキュメントで、用語が更新されています。用語の変更については、 を参照してください。

用語/略語

説明

RAS Console

Parallels RAS Console。

RAS Console は、Parallels RAS の構成、管理、実行に使用する主要なインターフェイスです。管理者は、RAS Console を使用して、ファーム、サイト、RD セッションホスト、公開済みのリソース、クライアント接続などを管理します。

カテゴリー

RAS Console では、メインウィンドウの左ペインに [カテゴリー] が表示されます。各カテゴリーは、特定のタスクまたは操作に関連するいくつかの設定で構成されます。

カテゴリーには、[開始]、[ファーム]、[ロードバランス]、[公開]、[ユニバーサルプリント]、[ユニバーサルスキャン]、[接続]、[デバイスマネージャー] などがあります。

ファーム

Parallels RAS ファームは、一括管理を目的としたオブジェクトの論理グループです。ファーム構成の情報は単一のデータベースに保存され、ファームを構成するすべてのオブジェクトに関する情報がそこに保存されます。ファームには少なくとも 1 つのサイトが必要ですが、必要な数のサイトで構成することができます(以下の「サイト」を参照)。

サイト

1 つのサイトは、少なくとも 1 つの RAS Connection Broker、RAS Secure Gateway(または複数のゲートウェイ)、および RD セッションホスト、プロバイダー、Windows PC にインストールされた RAS Agent で構成されます。RD セッションホスト、プロバイダー、または PC が、同時に複数のサイトのメンバーになることはできません。

ライセンスサイト

Parallels RAS ファーム内で Parallels RAS ライセンスを管理するサイトです。デフォルトでは、Parallels RAS をインストールするサーバーがライセンスサイトになります。後で追加のサイトを作成した場合、そのいずれかをライセンスサイトとして指定できます。

1 つのファームに存在できるライセンスサイトは 1 つのみです。他のすべてのサイトはセカンダリサイトと呼ばれます。

注: Parallels RAS のアップデートまたはアップグレードは最初にライセンスサイトに適用する必要があります。

RAS Secure Gateway

RAS Secure Gateway は、アプリケーションで必要とされるすべてのトラフィックを単一のポートでトンネリングして、安全な接続を実現します。

Web Client

Web Client を使用すると、ウェブブラウザーでリモートアプリケーションやデスクトップを表示および起動できます**。**Web Client 機能は、RAS Secure Gateway の一部です。

公開

リモートデスクトップサーバー、プロバイダー、またはリモート PC にインストールされたアイテムを Parallels RAS 経由でユーザーに提供すること。

RAS Connection Broker

RAS Connection Broker では、公開済みのアプリケーションおよびデスクトップのロードバランスが実行されます。

RAS RD セッションホスト Agent

RAS RD セッションホスト Agent では、Connection Broker で必要とされる情報が Microsoft RDS から収集され、必要に応じて Connection Broker に送信されます。

Remote PC Agent

Remote PC Agent では、Connection Broker で必要とされる情報がリモート PC ホストから収集され、必要に応じて Connection Broker に送信されます。

RAS Guest Agent

RAS Guest Agent では、RAS Connection Broker で必要とされる情報が VDI デスクトップから収集され、必要に応じて Connection Broker に送信されます。

RAS Provider Agent / RAS Provider Agent

RAS Provider Agent では、Parallels RAS Infrastructure から情報が収集され、ネイティブ API を介して VDI が制御されます。RAS Provider Agent は、RAS Connection Broker に組み込まれておりデフォルトで利用可能です。これは、Parallels RAS ファームで複数のプロバイダーを制御するために使用できます。

RAS Provider Agent は、RAS Provider Agent と同じものを指していますが、この用語は Azure Virtual Desktop(この表の最後で説明)のコンテキストで使用されます。

専用 RAS Provider Agent

専用 RAS Provider Agent は、上記の RAS Provider Agent と似ていますが、重要な違いが 1 つあります。これは、Parallels RAS インストーラーからインストールする必要がある別個のコンポーネントであり、単一のプロバイダーのみを制御できます。

RDSH または RD セッションホスト

RDSH は、リモートデスクトッププロトコル(RDP)をサポートするリモートクライアントがアプリケーションと制限のないデスクトップ環境にアクセスできるようにします。Windows 2008 R2 から、ターミナルサービスは RDSH に置き換えられました。

HALB

高可用性ロードバランス(HALB)は、 RAS Secure Gateway に負荷分散を提供するアプライアンスです。Parallels HALB 仮想アプライアンスは次のハイパーバイザーで利用できます。Hyper-V、VMware。異なる HALB デバイスを表す複数の HALB 仮想サーバーを単一のサイトに展開できます。 複数の HALB を配置して同時に実行することができます。その場合、1 つがプライマリとして機能し、その他がセカンダリとして機能します。サイトに配置された HALB が多いほど、ダウンタイム発生の可能性が低くなります。プライマリとセカンダリの HALB 展開では、同じ IP アドレスまたは仮想 IP アドレス(VIP)が共有されます。プライマリの HALB 展開に障害が発生した場合、セカンダリがマスターに昇格し、プライマリの地位を引き継ぎます。

テナントブローカー

テナントブローカーは、共有 RAS Secure Gateway をホストする、特殊な RAS インストールです。RAS マルチテナントアーキテクチャに不可欠な部分です。

テナント

テナントは、テナントブローカー(上記参照)に参加する RAS ファームです。共有 RAS Secure Gateway と HALB を使用するため、別途ゲートウェイや HALB を用意する必要がありません。

RAS 登録サーバー

RAS 登録サーバーは SAML SSO 認証機能に不可欠の構成要素です。Microsoft 認証局(CA)と通信し、Parallels RAS 環境内にある SSO 認証のデジタル証明書のリクエスト、登録、および管理をユーザーに代わって実行します。

RAS PowerShell

Parallels RAS PowerShell では、PowerShell コマンドレットを使用して Parallels RAS の管理タスクを実行できます。コマンドレットは、Windows PowerShell コンソールで実行することも、スクリプトを書いて一般的な Parallels RAS の管理タスクを実行することもできます。Parallels RAS PowerShell の完全ガイドは、その他の Parallels RAS マニュアルとともに Parallels ウェブサイトで入手できます。

RAS REST API

Parallels RAS にはさまざまな API があり、これにより API が統合されたカスタムアプリケーションを開発できます。RAS REST API はその 1 つです。

RAS 管理ポータル

Parallels RAS 管理ポータルは、HTML5 ブラウザーベースのアプリケーションで、これにより Parallels RAS を管理できます。

RAS ウェブ管理サービス

RAS 管理ポータルのユーザーインターフェイスを提供し、RAS REST API(上記を参照)の RESTful ウェブサービスを実装するウェブサービスです。

Azure Virtual Desktop

Azure Virtual Desktop は、Microsoft Azure で実行されるデスクトップおよびアプリの仮想化サービスであり、RD セッションホストおよび VDI へのアクセスを提供します。Parallels RAS 18 は、Parallels RAS の既存の技術的機能に加えて、Azure Virtual Desktop のワークロードを統合、構成、保守、サポートしたり、アクセスを確保したりする機能を提供します。

FSLogix

FSLogix プロファイルコンテナーは、パーシスタントでない環境向けのリモートプロファイルソリューションです。Parallels RAS は、RD セッションホスト、VDI、および Azure Virtual Desktop で FSLogix をサポートします。

https://kb.parallels.com/en/128943