準備
**[準備]**ページを使用して、イメージの準備ツールを選択し、構成できます。
注: このページでプロパティを指定する際、これらの情報はローカルマシンのパーソナル構成ファイルに保存されます。次回に別のテンプレートを作成する場合、ここにあるフィールドは最後に使用した値を使用して自動的に入力されます。
最初に、RASprep と Sysprep のどちらを使用するかを選択します。RASprep を使用する利点と 2 つのツールの違いは下記で説明されています。
RASprep は、ベースイメージから VM を複製した後、VM で Windows を準備する Parallels RAS ツールです。RASprep は、各新規 VM の初回起動時に次のタスクを実行します。
各ホスト用に Active Directory で新しいコンピューターアカウントを作成します。
ホストに新しい名前を付けます。
ホストを Active Directory ドメインに参加させます。
Sysprep に比べて、RASprep は変更する構成可能なパラメーターの数が少なく、従って再起動の必要が少なくなるため、はるかに高速で動作します。
注: API の制限により、RASprep は Windows Server 2008 マシンでは使用できません。
次の表には RASprep および Sysprep の主な違いについて説明しています。
オペレーション: | RASprep | Sysprep |
ローカルアカウントを削除 | いいえ | はい |
新しい SID を発行 | いいえ | はい |
ドメインから親ホストを分離 | いいえ | はい |
コンピューター名を変更 | はい | はい |
ドメインへ新しいインスタンスを招待 | はい | はい |
言語、地域設定、日付と時刻をカスタマイズ | いいえ | はい |
再起動の回数 | 1 | 2(シール、ミニセットアップおよびドメイン参加) |
準備ツールを選択した後に、次のオプションを指定します。
コンピューター名: コンピューター名を割り当てるために使用する命名パターンです。Windows10-RAS-%ID% などです。
オーナー名: オーナー名(オプション)。
組織: 組織名(オプション)。
管理者パスワード: ローカルの Windows 管理者パスワード。
ドメインに参加: VM が参加するドメイン名。
運営管理者: ドメインアカウント。
パスワード: ドメインアカウントのパスワード。
ターゲット OU: 組織単位の完全な DN。[...] ボタンをクリックして Active Directory を参照し、OU を選択します。