テンプレートのステータス

テンプレートが意図した通りに機能していることを確認するには、RAS Console でメインテンプレートリストのステータス([ステータス] 列)を調べます。テンプレートが適切に機能している場合は、[ステータス] 列に “待機”と表示されます。このステータスは、必要に応じてこのテンプレートからホストを作成できることを意味します。テンプレートが作成中またはメンテナンスモードの場合、またはテンプレートが削除中の場合は、それに応じてステータスが変わります。

表には、テンプレートにインストールされている RAS Guest Agent のステータスを表示する [Agent のステータス] 列もあります。RAS インフラストラクチャのサーバー(Connection Broker、ゲートウェイ、RD セッションホストなど)と比較すると、テンプレート Agent のステータスはテンプレートのステータスほど重要ではありません。テンプレートは通常の仮想マシンではなく、大抵は実行中ではないため、停止している VM の Agent のステータスを確認することにはそれほど意味がないためです。そのため、RAS Console ではテンプレートの Agent のステータスは通常は [利用不可] であり、これはまったく正常なステータスです。[Agent のステータス] に意味のあるステータスが表示されるのは、テンプレートがメンテナンスモードであり、通常の VM と同じように実行中の場合のみです。このような場合は、Agent も実行中であり、Agent のステータスを検証できます。

以下の表では、多様に変化するテンプレートの各状態で、[ステータス] 列と [Agent のステータス] 列に何が表示されるかを示します。

テンプレートの作成

本稼働中のテンプレート

メンテナンスモードのテンプレート

テンプレートの削除

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