インストール
RAS ファームで RAS REST API を有効にするには、RAS ウェブ管理サービスをインストールする必要があります。RAS Connection Broker サーバーまたはその他のサーバーにインストールできます。別のサーバーにサービスをインストールする場合は、(インストール後に)RAS Connection Broker が正しく指定されるように構成を変更する必要があります。デフォルトの構成では、”localhost”に指定されています。
注: Parallels RAS 管理ポータルをすでに構成して使用している場合は、RAS ウェブ管理サービスがすでにインストールされていると考えられますので、この手順をスキップできます。
RAS ウェブ管理サービスをインストールするには、次の操作を実行します。
RAS Connection Broker またはその他のサーバーで、Parallels RAS インストーラーを実行します。
[インストールタイプの選択] ページで、[カスタム] を選択します。
次のページで、Parallels RAS ウェブ管理サービスコンポーネントのインストールを選択します。
[次へ] をクリックし、画面上の指示に従います。
RAS ウェブ管理サービスの構成
RAS ウェブ管理サービスが別のサーバーにインストールされている場合、サービスの構成を変更し、RAS Connection Broker サーバーのアドレスを指定する必要があります。同じ構成ファイルを使用して、ポート番号と証明書情報を変更することもできます。RAS ウェブ管理サービスの構成の詳細については、ナレッジベースの記事(https://kb.parallels.com/en/124701)を参照してください。
サービス構成を変更する場合は、次の点に注意してください。
構成用の JSON ファイルでは、RAS Connection Broker のアドレスが”LicenseServer”パラメーターを使用して指定されます。
デフォルトでは、HTTPS のポート番号は 20443 に設定されています。この番号は、RAS Secure Gateway ポートと競合しないように設定されています。可能な場合は、443 に変更できます。こうすれば、ポータルを開くときに、URL にポート番号を含める必要はありません。