公開済みデスクトップの管理
公開デスクトップの構成
ウィザードを使用してデスクトップを公開する場合、表示サイズなど、デスクトップ設定を指定する必要があります。このオプションは、デスクトップの公開後に変更できます。
公開デスクトップを変更するには、[公開] カテゴリーの [公開済みのリソース] ツリーで公開デスクトップを選択します。
[サイト] ? 公開済みのデスクトップにアクセスできるサイトの構成
デフォルトでは、利用可能なすべてのサイトから、公開済みのデスクトップにアクセスできます。特定のサイトまたはサイトグループへのアクセスを制限するには、[公開済みのリソース] ツリーでデスクトップを選択し、右ペインで [サイト] タブをクリックします。どのサイトからデスクトップを利用できるようにするかを選択します。
注: [サイト] タブを利用するには、ファーム内に複数のサイトが存在する必要があります。
[公開元の選択] ? デスクトップの公開元の RD セッションホストの構成
RD セッションホストデスクトップを構成する場合、どのサーバーから RD セッションホストデスクトップを公開するかを指定できます。これを行うには、[公開元の選択] タブをクリックし、サーバーを選択します。
[デスクトップ] ? デスクトップの名前、サイズおよび他のプロパティの構成
デスクトップの種類に応じて、[デスクトップ]、[リモート PC のデスクトップ]、または [バーチャルデスクトップ] タブをクリックし、デスクトップの名前、説明、アイコン、解像度、ステータス、およびその他の設定を構成します。
ステータス: [有効]、[無効]、[メンテナンス中] から選択します。リソースが無効またはメンテナンス中の場合、ユーザーはそのリソースを利用できません。無効にしたリソースは、Parallels Client で使用可能なリソースリストには表示されません。メンテナンス中のリソースは表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、メッセージが表示されます。このメッセージは、「公開済みリソースのサイトのデフォルト値」でカスタマイズできます。
なお、公開済みフォルダーのステータスを設定すると、そのフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダー(存在する場合)とリソースに親フォルダーのステータスが継承されます。
管理セッションに接続: ユーザーを管理セッションに接続するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にした状態でデスクトップに接続しているユーザーには管理者権限が必要であることに注意してください。この権限がない場合は、"アクセスが拒否されました" エラーがユーザーに表示されます。
ユーザーがログオンすると自動的に起動: ユーザーがログインしたらすぐにデスクトップを開きたい場合は、このオプションを選択します。[セッションの事前起動から除外] オプションについては、「セッション事前起動を理解する」を参照してください。
デスクトップサイズ: ドロップダウンリストからデスクトップサイズを選択します。
マルチモニター: マルチモニターを有効にするか、無効にするか、またはクライアントの設定を使用するかを選択します。
フィルタリング
「フィルタールールの使用」を参照してください。
ルーティング
「優先ルーティングを構成」を参照してください。
ショートカット - 公開済みデスクトップのショートカットオプションの構成
[ショートカット] タブをクリックすると、ユーザーのデスクトップ、および [開始] フォルダーや [オートスタート] フォルダーにショートカットを作成できます。[オートスタート] ショートカットを有効にすると、コンピューターの起動時にアプリケーションが自動的に起動します。サイトのデフォルト設定を使用するには、[デフォルト設定を継承] オプションを選択します。詳細については、「サイトのデフォルト値(公開)」を参照してください。
注: このオプションは、すべてのオペレーティングシステムで利用できるとは限りません。