メインメニューのオプション

Parallels ユーザーポータルのメインメニューを開くには、右上に表示されている [ユーザー] アイコンをクリックまたはタップします。下記のメニューオプションから選択できます。

設定

次の設定を構成できます。

  • クリップボードのリダイレクト: リモートセッションでのクリップボードの動作を有効化または無効化します。次のオプションから選択します。[双方向](双方向でのコピーが可能)、[サーバーからクライアントのみ][クライアントからサーバーのみ][無効](いずれの方向へもコピー禁止)。

  • サウンド: ローカルコンピューターでサウンドを再生するには、[このコンピューターで開く] オプションを選択します。ブラウザーがサウンドに対応していない場合、このメニューは無効になり、該当するテキストメッセージがその下に表示されます。

  • リモートオーディオの録音: ローカルコンピューターからリモートアプリケーションへのサウンド入力のリダイレクトを有効または無効にします。たとえば、Skype または類似の電話会議用アプリでマイクを使用したい場合、ユーザーポータルのオーディオの録音を有効にする必要があります。[このコンピューターから録音] を選択して録音を有効にするか、[録音しない] を選択して録音を無効にします。

注: オーディオ入力は Chrome、Firefox、Edge、Safari 11 に対応しています。お使いのブラウザーがオーディオ入力に対応していない場合、この設定は無効になり、代わりにテキストメッセージが表示されます。

  • リンクをリダイレクト: リダイレクトオプションを次の中から選択します。[リダイレクトしない][URL のリダイレクト][メールのリダイレクト][すべてリダイレクト]。リダイレクトを有効にすると、ローカルコンピューターでリンクが開きます。

  • ペン入力とタッチ入力: 筆圧感知をサポートしたペン入力のリダイレクトを有効または無効にします。消しゴムボタンには対応していませんのでご注意ください。

注: ペン入力のリダイレクトは、以下のソフトウェアをサポートしています: Windows 8.1 以降で動作する Chromium ベースのブラウザー、Chrome OS で動作する Google Chrome。この機能の動作確認は Chrome OS 97.X と 98.X で行われました。

  • プリンターをリダイレクト: プリンターのリダイレクトオプションを次の中から選択します。[RAS ユニバーサルプリンター](RAS ユニバーサルプリントテクノロジーを使用)または [リダイレクトしない](プリンターはリダイレクトされない)。

  • キーボードモード: [ユニバーサルキーボード] または [PC キーボード] から選択します。特定の文字の入力で問題が発生した場合は、[PC キーボード] を選択して、[キーボードレイアウト] ドロップダウンリスト(以下を参照)で適切なレイアウトを選択してみてください。

  • キーボードレイアウト: キーボードレイアウトを選択します(例: 英語(US)、英語(UK)、日本語)。このドロップダウンリストを有効にするには、[キーボードモード] オプションを [PC キーボード] に設定する必要があります。

  • (ChromeOS のみ)Windows キーのショートカットを使用: Windows キーの代わりに使用するショートカットを指定します。

  • 自動ログイン: ユーザーポータルで自動ログインを有効または無効にします。このオプションが有効になっていて、ユーザー資格情報が以前に保存されている場合、ユーザーはそれらを再度入力する必要はありません。このオプションが無効になった状態でクライアントポリシーが適用されている場合、このオプションが使用できない可能性があります。自動ログインオプションは、最新の Chromium ベースのブラウザー(Google Chrome やMicrosoft Edge など)でサポートされています。詳細については、「自動ログイン」を参照してください。

  • 接続タイムアウト(秒): 接続タイムアウトを指定します。

  • MFA: 前回使用した方法を記憶: 多要素認証を使用する場合は、このオプションを有効にして、最後に使用した方法が記憶されるようにします。この方法がデフォルトで使用されます。

  • アプリケーションを起動する際に、常に認証を要求する: このオプションを有効にすると、セッションがアクティブであっても、アプリケーションの起動時に認証情報の入力が求められます。このオプションは、許可されていないユーザーがアプリケーションにアクセスすることを防ぐための追加のセキュリティとして使用できます。たとえば、ユーザー側でセッションを切断する場合、他のユーザーがセッションを引き継いでリモートアプリケーションを実行することはできません。別の例として、ユーザーがアプリ一覧を表示したユーザーポータルを開いたままデバイスの使用を終了する場合(RDP セッションを実行しているかどうかに関わらず)、いずれかのユーザーが新しいアプリケーションや実行中のアプリケーションで別のインスタンスを開こうとすると、認証情報を入力するよう求められます。なお、この機能を有効にするには、[自動ログイン] オプション(上述)を無効にする必要があります。それ以外の場合は、保存された認証情報が自動的に使用されます。

パスワード変更

ドメインのパスワードをリモートで変更できます。パスワードを変更しようとすると、パスワードの条件が画面に表示されます。有効なパスワードを指定するには、その条件を満たす必要があります。サードパーティの ID プロバイダーを使用している場合は、RAS Connection Broker の接続設定により、パスワードの変更にカスタム URL を使用するようにユーザーポータルを構成できます。これらのオプションは、[クライアントポリシー] から無効にできます([コントロールの設定] > [パスワード] > [パスワードの変更を禁止])。

Client を検出

ローカルコンピューターに Parallels Client がインストールされているかどうかを確認します。Parallels Client がインストールされていない場合は、インストールのオプションと、今後のログオン時に Parallels Client の自動検出をスキップするオプションが表示されます。

Client をダウンロード

Parallels Client をダウンロードしてインストールする方法が記載されたウェブページが表示されます。

ログアウト

Parallels RAS でセッションを終了し、ユーザーのログアウトを行います。

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