Parallels Web Client を開く
ウェブブラウザーで Parallels Web Client を開くには、ユーザーの設定に応じてウェブブラウザーから次のいずれかを入力します。
HALB デバイスまたは HALB 仮想サーバー(使用中の場合)の DNS 名。たとえば、https://ras.msp.com のようになります。
特定の RAS Secure Gateway の FQDN または IP アドレス。たとえば、https://ras-gw1.company.dom のようになります。
Web Client の URL の詳細については、「ウェブリクエストのロードバランス」を参照してください。
ウェブブラウザーで Web Client を開くと、ログインページが表示されます。
注: デフォルトでは、ユーザーが初めてウェブブラウザーで Web Client を開くと、GDPR 規則に従って、Cookie 使用への同意を求めるメッセージがページの上部に表示されます。Parallels Cookie ポリシーを読み取るには、ユーザーは提供されたリンクをクリックします。ユーザーがポリシーに同意する場合、 [同意する] をクリックします。これによりメッセージを閉じてから続行します。RAS 管理者は、テーマ設定ダイアログで、Cookie 使用への同意を求めるメッセージを無効化できます。
Parallels RAS にログインするには、UPN 形式(username@domain.com)でユーザー名とパスワードを指定し、[ログイン] をクリックします。
注: Parallels RAS がセカンドレベルの認証プロバイダーとして、Google 認証を使用して構成されている場合、ユーザーが QR コードをスキャンするか、またはシークレットキーを使用することでワンタイムパスワード(OTP)を生成できる、追加のダイアログが開きます。詳細については、「Google 認証の使用」を参照してください。
ユーザーがログインすると、Web Client がサーバー側でどのように構成されているかに応じて、以下に示すシナリオのいずれかが進行します。詳細については、Web Client の構成を参照してください。
Parallels Client でアプリを起動しブラウザーにフォールバックする
サーバー側でこのオプションを構成すると、ウェブブラウザーでダイアログが開き、次のオプションが表示されます。
Client を検出: ローカルコンピューターに Parallels Client がインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、Parallels Client のインストールページが開きます。指示に従って Parallels Client をインストールします。
注: このコンピューターで管理権限を持っていない場合は、そのことを知らせるダイアログが表示されます。そのダイアログには 2 つのボタンがあります。[Client のフルインストール] と [基本的な Client のインストール] です。このコンピューターの管理アカウントの資格情報を知っている場合は、[Client のフルインストール] をクリックし、資格情報が求められたら入力します。その資格情報に基づいてインストールが行われ、フルバージョンの Parallels Client がインストールされます。資格情報が分からない場合は、[基本的な Client のインストール] をクリックしてください。基本バージョンの Parallels Client を使用できますが、実行できない機能もあります。
インストール後、使用できる公開済みのリソースが Parallels Web Client に表示されます。画面の左下隅にあるリンクに、Parallels Client のバージョンとビルド番号も表示されます。
これで、リモートアプリケーションとデスクトップを Parallels Client または Parallels Web Client で実行できるようになりました。アプリケーションとデスクトップのデフォルトの実行方法は Parallels Client です。リモートアプリケーションまたはデスクトップを Parallels Web Client で実行するには、右クリックして(または、モバイルデバイスでタップし、ホールドして)、Parallels Web Client を選択します。
ウェブブラウザーを使用: このダイアログを閉じて、Parallels Web Client のメイン画面を開きます。リモートアプリケーションまたはデスクトップがウェブブラウザーで起動されます。次に Parallels Web Client を開いたときに、同じダイアログと同じオプションが再度表示されます。
Parallels Client のみ
サーバー側でこのオプションを構成すると、ダイアログが開き、Parallels Client のインストールを確認するプロンプトが表示されます。指定されたリンクをクリックして Parallels Client のダウンロードおよびインストールのページを開き、指示に従います。Parallels Client をインストールした後に、ユーザーポータルのメイン画面が開き、使用できる公開済みのリソースが表示されます。ここでリソースをダブルクリックまたはタップすると、Parallels Client でそのリソースが起動されます。
ブラウザーのみ
このオプションを構成すると、追加のプロンプトは表示されずに、ユーザーポータルのメイン画面が開きます。リモートアプリケーションとデスクトップはウェブブラウザーで起動されます。