概要

RD セッションホスト、仮想デスクトップ、また Azure Virtual Desktop だけでなく、サポートされているバージョンの Windows を実行しているスタンドアロンのリモート PC からも、リソースを公開できます。リモート PC として、物理マシンや、物理 PC として扱われる仮想マシンを使用できますが、通常は物理コンピューターを使用します。ネットワークに仮想マシンがある場合は、仮想マシンを VDI インフラストラクチャの一部として使用することをお勧めします。「VDI とバーチャルデスクトップ」の章を参照してください。ただし、ゲスト VM のクローン作成機能を必要としない場合や、エンドユーザーが Windows PC 上でカスタマイズのための完全な管理者権限を必要としている場合などは、仮想マシンをリモート PC として使用できます。

注: リモート PC をプールに組み込んでプールのメンバーとして管理することも可能です。リモート PC プールでは RAS VDI インフラストラクチャを使用します。この章で取り上げる単体のリモート PC とは動作が異なります。詳細については、「リモート PC プール」を参照してください。

この章では、リモート PC をファームに追加する方法と、そのリモート PC からリモートアプリケーションおよびデスクトップを公開する方法について説明します。

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